公開日: 2026.11.06

洗顔に適したお湯の温度は?肌質別の適温と正しい洗顔方法を解説

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洗顔時のお湯の温度は、熱すぎず冷たすぎないぬるま湯が適温といわれています。しかし、洗顔に適したぬるま湯の温度は肌質や肌状態によって異なり、明確な温度が定められているわけではありません。本記事では、洗顔時にぬるま湯を使うべき理由や、肌質別に適したぬるま湯の温度を解説します。

なぜ洗顔には「ぬるま湯」が最適?適温の目安と効果

洗顔する女性

洗顔時には、お湯と冷水の中間にあたる「ぬるま湯」を使用するのがおすすめです。目安は手に触れた時に「熱すぎず、冷たすぎない」と感じる人肌程度の温度が適温といわれています。

ぬるま湯を使うことで、肌の乾燥を防ぐために必要な皮脂を保つことができます。

洗顔は毎日行う身近なスキンケアだからこそ、お湯の温度を意識するだけでも肌状態を整えやすくなるでしょう。

【肌質別】洗顔に適したぬるま湯の温度

洗顔に適したぬるま湯の温度は、それぞれの肌状態によって異なります。肌質に合わせた適温の目安は以下のとおりです。

肌質

洗顔に適したぬるま湯の温度

普通肌

人肌程度のぬるま湯

敏感肌・乾燥肌

人肌より少し低めの温度

脂性肌

人肌より少し高めの温度

普通肌の方は人肌程度のぬるま湯。敏感肌や乾燥肌の方は、より刺激を抑えられる人肌より少し低めの温度で洗顔するのがポイントです。

一方、皮脂の分泌量が多い脂性肌(オイリー肌)の方は、人肌よりやや温かいと感じるくらいの温度を意識すると、余分な皮脂をオフしやすくなります。

ただし、38℃以上の熱すぎるお湯や、冷水は肌への負荷が大きいため注意が必要です。それぞれのデメリットを詳しく解説します。

熱すぎるお湯・冷水で洗顔するデメリット

「熱すぎるお湯」や「冷水」での洗顔は肌に負担をかけやすく、日常的に行っていると予期せぬ肌トラブルを招く可能性があります。具体的にどのようなデメリットがあるか、詳しく見ていきましょう。

洗顔時に熱すぎるお湯を避けた方が良い理由

38度以上の熱いお湯での洗顔は、肌のうるおいを保つために必要な皮脂まで洗い流してしまい、乾燥を招く恐れがあります。熱いお湯での洗顔を続けて乾燥状態が続くと、以下のような肌トラブルに繋がる可能性があります。

  • 肌のキメが乱れる
  • 毛穴の開きや黒ずみが目立つ
  • 肌のバリア機能が低下する
  • 肌に赤みが出る

洗顔後に肌のつっぱり感を感じる場合は、お湯の温度が高すぎる可能性があります。少し温度を下げてみましょう。

洗顔時に冷水を避けた方が良い理由

「冷水で洗顔すると毛穴がひきしまる」というイメージがありますが、ひきしめ効果は一時的であり、根本的な毛穴ケアには繋がりません。反対に、一時的に毛穴をひきしめる効果があるからこそ、メイク汚れ、古い角質などが毛穴の奥に残りやすくなってしまいます。

また、皮脂やメイクなどの油性汚れは低温で固まりやすい性質を持つため、冷水で洗顔すると洗い残しが起こりやすくなります。

毛穴目立ちケアの一環で冷水洗顔を行っている方は、毛穴悩みに直接的にアプローチできるスキンケアアイテムを取り入れる方が、より効率的に肌状態を整えられるかもしれません。

以下の記事では、冷水洗顔のデメリットを詳しく解説しています。気になる方はぜひこちらも参考にしてください。
冷水で顔を冷やすと毛穴が引き締まる?具体的な影響や正しい洗顔方法を解説 >>

美肌に繋がる正しい洗顔方法

洗顔する女性

適切な水温で洗顔することは大切ですが、ぬるま湯だけでは汚れを落とし切れない場合があります。基本的には洗顔料を使うことがおすすめです。
洗顔の手順や工程ごとのポイントを押さえ、洗顔の効果を高めましょう。美肌に繋がる基本の洗顔方法を紹介します。

1.ぬるま湯で予洗いする

最初にぬるま湯で軽く顔をすすぎ、予洗いすることで、顔の表面に付着した汚れをある程度落とすことができます。また、事前に手や肌が濡れることで洗顔料の泡立ちが良くなり、洗顔時の摩擦ダメージを抑えられます。

予洗いの際は、ぬるま湯で顔全体をやさしくすすぐのがポイントです。ゴシゴシこすると肌への刺激になってしまうので注意しましょう。

なお、メイクをしている場合、W洗顔が必要なクレンジング料をお使いの方は、事前にクレンジングを行ってからこちらの工程へ進みましょう。

✓ POINT 入浴時の洗顔に注意

夜の入浴時に洗顔する時に、お風呂の温度設定と同じ40度前後になっていませんか?肌への負担を避けるためにも、洗顔の時だけぬるめに設定するか、水を加えるなどして温度を調整しましょう。

また、シャワーを直接顔にあてることも、肌への刺激となるため避けましょう。

2.洗顔料を泡立てる

泡立てタイプの洗顔料を使う際は、肌にのせる前にしっかりと泡立てることが大切です。洗顔料を泡立ててから肌にのせることで、泡がクッションの役割を果たし、肌への摩擦を和らげてくれます。

さらに、しっかりと泡立てることでキメが細かくなり、微細な毛穴汚れも落としやすくなります。

手で泡立てにくい場合は、清潔な泡立てネットを使えば短時間でしっかりとした濃密泡を作れるでしょう。

以下の記事では、洗顔料の選び方や肌質タイプごとにおすすめの洗顔料を紹介しています。ぜひこちらも参考にしてください。

3.やさしく洗顔する

泡立てた洗顔料は、頬→Tゾーン→目元→口元の順で顔にのせ、全体に塗り広げていきましょう。

できるだけ摩擦が起きないよう、肌の上で泡を転がすイメージでやさしく洗っていくのがポイントです。

また、長時間の洗顔はかえって乾燥の原因となるため、顔に泡をのせている時間は1分程度を目安とし、短時間で済ませるようにしましょう。

4.丁寧に洗い流す

最後に、洗顔料をぬるま湯でしっかりと洗い流します。洗顔料のすすぎ残しはニキビや吹き出物の原因になります。
特に、以下のパーツはすすぎ残しが起こりやすいため、意識して洗い流しましょう。

  • 髪の生え際
  • 目頭
  • 小鼻周り
  • フェイスライン
  • あごの裏

すすぐ際は予洗いの時と同様に、手でゴシゴシこすると肌ダメージに繋がってしまいます。なるべく肌に直接手が触れないよう、たっぷりのぬるま湯で洗い流すことが重要です。

洗顔料を十分に洗い流したら、清潔なタオルでやさしく顔を押さえるように水分を拭き取ってください。なお、使い回しのタオルで顔を拭くと雑菌が繁殖しやすく、肌トラブルの原因になるため気をつけましょう。

5.しっかりと保湿ケアを行う

洗顔後の肌は、皮脂が洗い流されて水分が蒸発しやすい無防備な状態です。乾燥を避けるためにもできるだけ素早く保湿ケアを行いましょう。

まずは化粧水で水分を補給した後、乳液やクリームなどの油分を含むアイテムでフタをして、肌にしっかりとうるおいを閉じ込めます。肌状態に合わせて美容液やパックなどを取り入れると、より効果的に美容成分をチャージできるでしょう。

より詳しい保湿ケア方法を知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。

理想の肌に導く!おすすめの洗顔アイテム3選

肌質や肌悩みに合った洗顔アイテムを使うことで、より効率的に理想の肌に近づけるでしょう。個性が異なるおすすめの洗顔アイテムを3つ紹介します。

*1 乾燥による小じわを目立たなくする(効能評価試験済み)
*2  ⼆酸化炭素(噴射剤)
*3  プロテアーゼ、リパーゼ(洗浄成分)

洗顔に関するよくある質問

スキンケアする女性

洗顔に関するよくある疑問を、Q&A形式で解説します。

Q.洗顔は1日何回が適切?

A.基本的には「朝」と「夜」の1日2回が適切です。

皮脂やベタつきが気になるからといって1日に何度も洗顔すると、肌に必要な皮脂まで奪われて乾燥や肌あれの原因になります。反対に洗顔回数が少なすぎても、不要な皮脂や汚れが蓄積し、毛穴詰まりなどの肌トラブルに繋がる可能性があるため、朝夜の1日2回を目安にしましょう。

Q.朝の洗顔はぬるま湯ですすぐだけで大丈夫?

A.朝も洗顔料を使用することをおすすめします。

寝ている間に分泌された皮脂や汗、ほこりなどの汚れが付着し、ぬるま湯だけではきれいに落としきれない場合があります。

洗顔料を使うことで汚れをしっかりオフできるだけでなく、保湿ケアで使用する化粧水や乳液に含まれる保湿成分を肌になじみやすくさせる効果も期待できます。

ただし、肌あれや乾燥がひどい場合は、朝の洗顔をぬるま湯だけにとどめる方が良い場合もあります。その際はぬるま湯洗顔の正しい手順や注意点を押さえておく必要があるので、ぜひ以下の記事も参考にしてください。
ぬるま湯だけの洗顔で汚れは落ちる?メリットや正しいやり方を解説 >>

Q.ニキビがある時の洗顔方法は?

A.洗顔料を使ってやさしく洗い、清潔な肌へ整えましょう。

ニキビがある場合も、肌を清潔に保つために洗顔が必要です。ニキビの主な原因は皮脂の過剰分泌や毛穴の詰まりなので、ニキビができている時こそ、普段よりも丁寧な洗顔を行ってください。

また、皮脂を落としたいからといって熱いお湯で顔を洗うと、必要な油分まで取り除かれて乾燥し、うるおいを補おうとかえって過剰に分泌されてしまいます。結果的にニキビを悪化させる原因になり得るため、たっぷりの泡で洗い、ぬるま湯でやさしく洗い流して清潔な肌を保つことを意識しましょう。

以下の記事では、ニキビや毛穴詰まりに効果的なスキンケア方法を詳しく解説しています。ニキビ肌に悩んでいる方は、ぜひ併せてお読みください。
1日洗顔しないとどうなる?毛穴詰まり・ニキビのリスクと正しいスキンケア >>

Q.入浴時に洗顔しても良い?注意点は?

A.入浴時の洗顔は問題ありませんが、「順番」と「シャワーの温度」に注意が必要です。

お風呂で洗顔を行う際は、以下の3点に気をつけましょう。 

  1. 洗顔は入浴の「一番最後」に行う

    髪や体を洗った際の泡や汚れが顔に付着して、洗い残しになるのを防ぐためです。

  2. お湯の温度を下げる

    一般的な設定温度(40℃前後)のまま顔を洗うと、高すぎて乾燥の原因になるため、洗顔時だけ人肌に近い設定温度に変更するか、水を足して調整しましょう。

  3. シャワーを直接顔に当てない

    シャワーの水圧が肌へのダメージになるため、必ず手のひらにぬるま湯を溜めて洗い流すようにしてください。 

入浴時の正しい洗顔方法についてより詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
入浴時のクレンジングや洗顔のベストタイミング・順番とは? >>

適温のぬるま湯洗顔で、クリアな肌を目指しましょう

タイルで顔を拭く女性

洗顔には、熱すぎず冷たすぎないぬるま湯を使用することが大切です。そうすることで、肌に必要なうるおいを守りながら、肌トラブルの原因になる不要な汚れを落としやすくなります。

肌質に合わせた温度調整や正しい洗顔手順を意識し、より健やかな肌環境を維持しましょう。

さらに効率的に理想の肌を目指すには、肌質や肌悩みに合った洗顔・保湿アイテムを使用するのも重要なポイントです。

適温のぬるま湯洗顔を日々のスキンケアに取り入れて、まっさらでクリアな肌を手に入れましょう。

▽洗顔の必要性についてはこちらの記事もチェック

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