公開日: 2026.10.30

白髪になる原因は?メカニズムから予防策までわかりやすく解説

FV_白髪になる原因は?メカニズムから予防策までわかりやすく解説

「最近白髪が増えてきた」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。白髪の原因は加齢だけでなく、生活習慣やストレス、紫外線、遺伝など様々です。本記事では、白髪が発生するメカニズムや主な原因のほか、白髪を増やさないための対策・ケア方法やおすすめアイテムを詳しく紹介します。

白髪が発生するメカニズム

黒髪と白髪の頭皮状態の比較図

髪の色は、メラニン色素の種類と量によって決まります。毛根にあるメラノサイト(色素細胞)で髪の黒さが決まるメラニン色素が作られ、それが髪に取り込まれることによって、黒い髪が生えてきます。

しかし、加齢や遺伝などの要因によってメラノサイトの働きが低下すると、メラニン色素を十分に作れなくなります。その結果、色素をほとんど含まない白髪が発生します。

また、白髪には2つのタイプがあります。

  • 休止型:

    メラノサイトが残っているものの、色素を作るのを休んでいる状態

  • 欠失型:

    メラノサイト自体が著しく減少、または喪失している状態

白髪の要因はさまざまですが、なかでも、年齢を重ねることや生活習慣の乱れが引き起こす「頭皮の血行不良」が主な原因の1つとされています。

なぜ白髪になるの?主な原因5つ

生え際を気にする女性

白髪ができる主な原因として、以下の5つが挙げられます。

まずはご自身の生活や体調にあてはまるものがないかチェックしてみましょう。

①生活習慣の乱れ

白髪は、偏った食事や運動不足、喫煙、過度な飲酒といった生活習慣の乱れから発生することがあります。

健康な髪を保つにはバランスの良い食事が必要です。タンパク質やミネラル、鉄分、ビタミンなどが不足すると、生命維持に必要な器官へ優先的に栄養や酸素が届けられるようになります。その結果、頭皮や髪に十分な栄養が行き渡りにくくなり、白髪が生えやすくなるのです。

また、喫煙も血行を悪くするため、髪や頭皮への栄養補給を妨げる要因となります。さらに、過度な飲酒も、体内でアルコールが分解される際に酸化ストレスを高めてしまうため、髪の成長や色素を作る働きに影響を与える可能性があります。

健やかな髪を育てるためには、日々の食事や健康的な生活の維持が大切です。

②ストレス

強いストレスも白髪を引き起こす要因です。

ストレスを感じると血流やリンパの流れが悪くなったり、体内の活性酸素が増えたりすることで、髪の元となる毛母細胞やメラノサイトにダメージを及ぼします。
その結果、健康な髪の毛が育ちにくくなり、白髪が目立つ可能性があります。

③紫外線

日常的に強い紫外線を浴び続けると、頭皮にダメージが蓄積し、メラノサイトの働きに影響を与えてしまいます。

さらに紫外線はメラニン色素を分解するだけでなく、髪自体が紫外線の影響を受けて、ヘアカラーの褪色を早める原因になることも。

④加齢

白髪が気になり始める平均年齢は、35歳前後といわれています。この年代になると基礎代謝などが徐々に低下し、メラニン色素を作るメラノサイトの働きが衰えていくためです。

その結果、髪に十分な色素が供給されなくなり、白髪が目立つようになります。ただし、年齢を重ねたからといって必ず白髪が見られるわけではなく、個人差によるものが大きいでしょう。

⑤遺伝

白髪には遺伝的な影響もあると考えられています。特に10代、20代で見られる若白髪は、遺伝要素が強い傾向にあります。

しかし、遺伝的要因のすべてが解明されているわけではなく、遺伝だけで決まるものでもありません。生活習慣の改善や頭皮ケアを取り入れ、日常的に予防に努めることが重要です。

白髪が気になる時の対処法

白髪を染める女性

白髪が気になる際には、以下の方法で白髪をケアする選択肢があります。

白髪が気になる場合でも、メラノサイトが一時的に休止している状態であれば、黒髪に戻る可能性もありますが、一度生えてきた白髪そのものを黒髪に戻すことは困難です。

見た目が気になる場合は、自分に合った方法で白髪を染めてカバーし、髪色を整えるのがおすすめです。

①ヘアカラー

白髪用のヘアカラーは、専用の薬剤で脱色しながら同時に色素を定着させる仕組みです。髪の内部まで染料を浸透させるため発色が良く、一度染めた部分は色が長続きする点が特徴です。

染毛効果が長期間続くのがメリットですが、一度キューティクルを開いて薬剤を浸透させるため、人によっては髪が傷みやすい上に、頭皮に刺激を感じたり、アレルギーを起こしたりすることがあります。

白髪染めを取り入れるタイミングについては、以下の記事でも紹介しています。ぜひ併せてご覧ください。

②カラートリートメント

髪や頭皮へのダメージを抑えながら白髪を目立たなくしたい方には、カラートリートメントがおすすめです。

カラートリートメントはキューティクルを開かずに、髪表面に色素を付着・浸透させるので、髪へのダメージを最小限に抑えられます。

さらに、カラートリートメントには保湿・補修成分が配合されており、白髪ケアと同時に髪のダメージケアも行えます。

使い始めは3〜5日程度連続で使用し、色が定着したら週に2〜3回のペースで継続します。一般的なヘアカラーに比べて使用頻度は高くなりますが、髪をいたわりながらケアしたい方に向いています。

使用上のポイントは以下の記事で解説しています。

③ヘアマニキュア

ヘアマニキュアは、髪の表面を染料でコーティングして着色するカラー方法です。

髪をコーティングするためツヤのある仕上がりになりやすく、脱色せずに染めるため、髪に負担がかかりにくいことがメリットです。

一方で、黒髪部分にはほとんどカラーが発色しないため、髪全体をトーンアップすることはできません。また、毎日のシャンプーで少しずつ色が落ちてしまうため、3〜4週ごとに染め直しが必要になります。

④グレイヘア

白髪を隠さず、白髪まじりのナチュラルな髪色を活かして楽しむ「グレイヘア」スタイルも選択肢の1つです。自分らしいありのままの美しさや個性を楽しむスタイルとして人気があります。

定期的なカラーリングが不要になるため、髪への負担をなくし、手間や費用を抑えられる点がメリットです。ただし、白髪染めを使用している髪から切り替える場合、止めてから全体がきれいなグレイヘアに移行するまでの間は、新しく伸びてきた白髪と染めていた部分の境界線が目立ちやすい側面もあります。移行期のおしゃれなアレンジを提案してくれる美容院もあるので、一度相談してみるのもおすすめです。

白髪対策のための生活習慣5選

サラダを食べる女性

白髪対策には、毎日の生活習慣を見直すことが大切です。特に下記の5つのポイントを意識して生活してみましょう。

日々の生活の中で取り入れやすい対策ばかりなので、できることから始めていきましょう。

①栄養バランスの良い食事を心がける

頭皮や髪の健康のために、タンパク質、ミネラル、ビタミンをバランス良く摂取しましょう。

タンパク質は髪の約8割を構成する主成分です。また、ミネラルは細胞の働きを活性化させ、ビタミンは頭皮の代謝を高めて、メラノサイトが正常に働く環境を整えます。

髪に必要な栄養素

役割

栄養素を多く含む食材例

タンパク質

髪の主成分

肉・魚・卵など動物性食品、大豆製品

ミネラル

髪の成長促進

魚介類(牡蠣・小魚など)、牛肉(赤身)、レバー、ほうれん草、昆布

ビタミン

代謝と頭皮サポート

納豆、卵、アボカド、かぼちゃ、ナッツ類、キウイ、レモン

日々の食事バランスを見直し、体の内側から健やかな美髪を目指しましょう。

②十分な睡眠をとる

十分な睡眠をとると成長ホルモンが分泌され、細胞の修復や再生が促されます。頭皮や髪を健やかな状態に保つために、睡眠の質を意識しましょう。

特に眠りはじめの3時間に質の良い睡眠をとることで、成長ホルモンの分泌量が高まるといわれています。眠る前にはリラックスタイムを作り、深く眠れる環境を整えると良いでしょう。

③定期的に運動をする

白髪対策には、運動を習慣づけることも効果的です。

運動をすると血行や代謝が良くなったり、自律神経が整ったりと髪や頭皮の健康に役立ちます。筋トレなどの無酸素運動は成長ホルモンの分泌を促し、ウォーキングなどの有酸素運動は血液やリンパの流れをスムーズにして、頭皮へ栄養を届ける手助けをします。

また、運動はストレスを発散する手段としても優れているため、日々の生活に無理なく取り入れていきましょう。

④紫外線を予防する

紫外線を浴びると髪だけでなく頭皮までダメージを受けてしまうため、毎日の紫外線対策は欠かせません。

帽子や日傘を活用するほか、髪や頭皮用のUVスプレーなどを取り入れて、紫外線によるダメージから守りましょう。

髪や頭皮が受ける紫外線ダメージの詳細は、以下の記事でも解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

⑤頭皮環境を整える

白髪が生えにくい健康な頭皮環境を整えることも大切です。年齢を重ねると、頭皮は薄く硬くなり、血行が滞りやすくなります。首や肩のこりも、筋肉の緊張を引き起こし、頭皮への血流を悪化させる要因となります。

頭皮が血行不良に陥ると、栄養が行き渡らず、白髪やボリュームダウンの原因になるため、頭皮マッサージをして、血液循環を促し、健やかな髪が育つ土台を整えましょう。

<頭皮マッサージのやり方>

  • おすすめタイミングは入浴中や入浴後、シャンプーで頭皮を清潔にした状態で行う
  • 頭頂部、前頭部、側頭部、後頭部を指の腹を使い、適度な力加減でまんべんなくもみほぐす
    イラスト_ヘッドマッサージ

動画でさらに詳しく見る >>

白髪ケアにおすすめのアイテム3選

ここでは、白髪ケア*1におすすめのアイテムを3つ紹介します。
クレイ*2の秘めた力と手軽なケアで「美しい髪」と「健やかな地肌」を育みながら白髪ケアできるアイテムです。

ヘアカラー

カラートリートメント

カラーケアシャンプーは、カラー後の褪色を防ぐ効果が期待できます。クイックカラーやカラートリートメントと一緒に使うことで、よりカラーが長持ちするので、ぜひ一緒に取り入れてみてください。

カラーケアシャンプー

白髪の原因を知り、生活習慣を見直しましょう

生え際を気にする女性

白髪の原因は加齢だけでなく、生活習慣の乱れやストレス、紫外線、遺伝など様々な要因が関係します。バランスの良い食事や十分な睡眠、適度な運動、紫外線・頭皮ケアなどの生活習慣を見直し、健やかな髪を育む環境を整えましょう。

ヘアカラーやカラートリートメント、グレイヘアなどを取り入れて、自分らしいヘアケアを楽しんでみてください。

▽美髪を叶えるヘアケア習慣はこちら

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