夏の顔のかゆみ・ニキビの原因は“汗”?正しい汗ケアで肌あれ対策

目次
汗ばむこともあるくらい暖かい季節になった、今日この頃。顔汗をかくこともあるのではないでしょうか。そんな時に突然、「顔がかゆくなった」という経験はありませんか?夏の肌あれは、もしかしたら“ 汗 ”が原因であるかもしれません。
汗が原因で起こりうる肌トラブル
顔にかく汗が影響して引き起こす代表的な肌トラブルをいくつかご紹介します。
かゆみ
汗には、塩分やアンモニアなどの成分がごく少量、含まれています。健やかな状態の肌にとっては問題のない成分ですが、バリア機能が低下した状態の肌にはこれらが刺激となり、かゆみを引き起こすことがあります。
ニキビ
バリア機能が低下した状態で、汗に含まれる塩分や尿素、雑菌などが毛穴に留まると、雑菌が繁殖して炎症やニキビの原因になります。
肌の乾燥
かいた汗が肌表面から蒸発する時、肌にとって必要な水分も一緒に奪ってしまうため、肌が乾燥しやすくなります。また、汗をかいた状態で放置してしまうと肌のバリア機能が低下して、紫外線や空気の乾燥など外部からの刺激*を受けやすくなるため、肌が乾燥しやすくなります。
* 紫外線、乾燥、大気浮遊物質などによる
汗が肌あれを引き起こす要因とは
肌あれを引き起こす原因は、汗に含まれる成分からの刺激によるものです。例えば、汗は本来弱酸性ですが、汗をかいたまま放置してしまうと汗に含まれるアンモニアや尿素によって皮膚の表面がアルカリ性に傾き、雑菌が繁殖しやすくなります。また、汗に付着したほこりや汚れが肌刺激に繋がってしまうこともあります。
汗による肌トラブル*を予防するには「汗による刺激を避けること」が大切です。
* 肌あれや乾燥
本来、汗は肌にとって悪いものではない
時として肌のストレスになる汗ですが、健康や美肌を保つ上で欠かせない重要な役割になっています。その代表的な4つをご紹介します。
①体温調節
運動をして体が熱くなった時や発熱した時、発汗することで体温を下げます。汗が皮膚の表面で蒸発する時に、体内にこもった熱を逃がして平熱に近づけるのです。
②老廃物を体外に排出
尿素やアンモニアといった体内の老廃物や、過剰に摂取した塩分を汗として体外に排出することで、体内環境を整えることができます。
③皮膚を清潔に保つ
発汗することで体温が上昇し、身体の新陳代謝が活性化します。肌のターンオーバーも促進されるので新しい細胞が生まれ、古い角質が剥がれ落ちやすくなり、皮膚を清潔に保つことができます。また、汗は弱酸性で、雑菌の繁殖を防ぐ働きがあります。
④肌の保湿
汗腺から分泌される“ 汗 ”と、皮脂腺から分泌される“ 皮脂 ”が混ざり合ってできる“ 皮脂膜 ”は、天然の保湿クリームとも言われ、肌を保湿してくれます。水分の蒸散を防ぎ、肌をなめらかに保つとともに、外部刺激*や雑菌の侵入から肌を守る役割も担っています。
* 紫外線、乾燥、大気浮遊物質などによる
汗による刺激を避ける対策
汗をかくこと自体を抑えるのではなく、肌あれを防止する正しい汗対策を取り入れることで、健やかな肌をキープしましょう。
①汗はこまめに拭き取る
汗をかいたらこまめに拭き取り、肌を清潔に保つようにしましょう。汗拭きシートや濡れたティッシュなどで拭くことをおすすめします。乾いたタオルやティッシュと比べ、濡れたシートで拭く方が、皮膚に塩分などが残りにくく刺激を抑えられます。
②清潔なタオルを使う
入れ替えるのを忘れて、昨日使ったハンカチがバッグに入っていたら…。そのハンカチで顔を拭くのはやめましょう。使用済みのハンカチやタオルは湿っていて、菌が繁殖しやすい状態です。ハンカチがない場合は軽く濡らしたティッシュでおさえるのも有効的です。
③ 汗を拭く際はゴシゴシと力を入れない
汗を拭うために肌をこすると、皮膚を傷つけたり、バリア機能の低下を招く原因になります。ハンカチなどで肌をこするように拭き取るのではなく、やさしく肌に当てて汗を吸わせるようにしましょう。
④ハンディファンで風を浴びすぎない
暑い日の外出に活躍してくれるハンディファン(携帯扇風機)。汗を抑えるために、顔に直接風を当て続けると、汗が蒸発する時に皮膚にとって必要な水分も一緒に蒸発して肌が乾燥しやすくなります。同時に目の乾燥も招き、ドライアイになるリスクもあるので、ハンディファンを使う時は風を長時間直接浴びすぎないように気を付けましょう。
スキンケアのポイント
スキンケアのポイントで外せないのは「保湿」です。うるおいに特化したケアでうるおいバリアの乱れを防ぎ、汗の刺激を受けにくい健やかな肌をキープしましょう。化粧品の選び方からお手入れのポイントまで解説します。
クレンジング・洗顔
皮脂や古い角質がきれいにオフできず毛穴に詰まってしまうと、化粧水や美容液などの浸透を妨げるだけでなく、汚れが溜まって毛穴が開きやすくなります。毛穴汚れや角栓にしっかりとアプローチしてくれるクレンジング料や洗顔料を取り入れて、クリアな肌*に整えましょう。
おすすめは、DUO(デュオ)の『 ザ クレンジングバーム ブラックリペア 』。毛穴の黒ずみ、皮脂汚れ、ザラつきをしっかりオフしながら、つっぱり知らずのしっとりとした洗い上がりが体験できる逸品です。
* 古い角質や汚れを落とすことによる
毛穴汚れをするんと落とし、皮脂バランスをサポート DUO 古い角質をほぐして毛穴汚れをオフしやすい状態にしてから、独自オイル*1が毛穴汚れを溶解し、3種の炭*2が頑固な黒ずみを強力に吸着。さらに贅沢に配合されたスキンケア成分が、テカリを抑え、毛穴をひきしめます。ザラつきやテカリの元となる皮脂にまで働きかけながら、洗い上がりのうるおいもキープ。使うたび毛穴悩みを繰り返しにくい、つるんとなめらかな肌へ導きます。 *1 アルガニアスピノサ核油、カンジダボンビコラ/(グルコース/ナタネ油脂肪酸メチル)発酵物ほか4種(エモリエント成分) |
✓POINT 顔の中でも特に汗をかきやすいのが、おでこや鼻、口の周り(人中、唇の下、顎)です。これらの部位はより意識した丁寧なケアで、毛穴トラブル*を招かないようにしましょう。 * 汚れや乾燥による |
保湿
肌のバリア機能のサポートに保湿は欠かせません。うるおい成分が豊富に入っていることはもちろん、肌の炎症を抑えてくれる抗炎症成分が含まれている商品も取り入れながら健やかな肌を維持しましょう。
CANADEL(カナデル)の『 プレミアバリアフィックス 』は、肌あれ防止効果と美容効果を兼ね備えた理想的なアイテム。美容液効果を重視したオールインワンで満足した肌応えを得られます。
うるおいバリアを徹底サポート。 CANADEL 攻めと守りのエイジングケア*2を叶える医薬部外品のオールインワンジェル。有効成分“ グリチルリチン酸ジカリウム ”が炎症を抑えて肌あれを防止。同時に有効成分“ ナイアシンアミド ”がメラニンの生成を抑制し、コラーゲンの生成を促します。さらに7種のハーバルエキス*3が肌コンディションを土台*4から整えます。 *1 全ての方に皮膚刺激が起こらないということではありません |
集中ケアを叶える美容液
「化粧水と乳液、クリームによるケアでは物足りなさを感じる」という時は、美容液を追加しましょう。凝縮した濃厚成分が気になる悩みにしっかりと働きかけ、手応えのあるケアが期待できます。
肌のうるおいバリアをサポートし、 DUO 有効成分*1と美容成分を含めた96%*2の濃厚な美容成分が配合されたミスト状美容液。細かいミストが肌にピタッと密着して、肌あれや乾燥など肌トラブルの元にアプローチ。Wの薬用有効成分*1が角質層へ浸透。繰り返すトラブル*3の要因である炎症を抑制し、肌あれを予防します。ゆらぎがちな肌バリアを整えて*4肌あれを防ぎ、毛穴目立ち*3やくすみ*3を集中的にケア。 *1 アラントイン、グリチルリチン酸ジカリウム(肌あれ防止成分) |
肌あれ防止&美白*1ケアはおまかせ! DUO 1本でシミ*1・シワ・しぼみ肌*2に働きかける先行型美容液。肌の角質層・基底層・真皮層にレイヤー別に働きかける処方で、年齢肌の深い悩みへダイレクトにアプローチ。さらにナイアシンアミド*3がメラニンの生成を抑え、シミも予防して美白ケアを叶えます。また、グリチルリチン酸ジカリウム*3の効果で、肌あれや肌のゆらぎを防止して、健やかで若々しい肌印象に導きます。 *1 メラニンの生成を抑え、シミ、そばかすを防ぐ |
かゆみが続く、あせもができた時のケアは?
これまで紹介したケアを取り入れても、かゆみが収まらなかったりあせもができてしまった場合は「ただの肌あれ」とは思わず、化粧品の使用は控えてください。皮膚科を受診して専門家の指示に従い治療を受けるようにしましょう。
正しい汗対策で快適な1日を
温暖化の影響で日本の四季が変化しつつある昨今。過ごしやすい季節がぐっと短くなり猛暑の夏が長くなりました。肌への外的ストレス*も大きくなるからこそ、効果的な汗対策でベストな肌状態をキープしましょう。
* 紫外線、乾燥、大気浮遊物質などによる
▼おすすめコンテンツ▼![]() 猛暑と湿気に悩まされる夏は、スキンケア後のベタつきが気になりますよね。「テカリやすいから」と、クリームを乳液に変える方もいることでしょう。もし「さっぱり仕上げたい」と、乳液も使うのを中断しているとしたら、それは要注意です。どんな状態でもスキンケアの最後に油分は必要なのです。
どうして夏で... |
(編集 / プレミアアンチエイジング編集部 あだち)