汗がひかない!夏のお風呂上がりのスキンケアポイントとは

お風呂上がりの肌は、水分が蒸発しやすく乾燥しやすいことをご存じですか?できるだけ早く保湿をしたいところですが、夏は汗が止まらず、スキンケアを始めるタイミングが難しいですよね。「化粧水は顔汗がひいてから塗布すべき?」という疑問や、夏のお風呂上がりのお手入れポイント、効率よく汗をひかせる方法について解説します。
夏のお風呂上がりのスキンケアに関するQ&A
誰もが一度は感じたことがある、夏のお風呂上がりのスキンケアに関する疑問にお答えします。
Q.汗がひくのを待ってから、化粧水をつけた方がいい?
A.化粧水は、顔の汗がひいてから塗布しましょう。
湿度の高い夏は「肌が乾燥しにくい」と感じるかもしれませんが、季節に関係なくお風呂から上がると10分後には肌の水分量が低下し始めます。だからこそ、すぐに化粧水や乳液で保湿したいところですが、顔の汗が止まらない状態で化粧水を使っても、化粧水は肌になじみにくく、スキンケア効果を十分に得ることができません。お風呂上がりは「10分以内に汗を抑えてから、スキンケア完了」を心がけましょう。
Q.汗を止めるために、エアコンや扇風機の風に直接当たってもいい?
A.長い時間、エアコンや扇風機の風を直接浴びるのはNGです。
顔に冷風を直接当てると心地が良く、汗も止まりやすいですが、長い時間、直接風を浴びるとかえって肌の乾燥を招いてしまうのでやめましょう。エアコンを効かせたり、扇風機で涼しい空気を循環させた部屋で過ごしてクールダウンすることもおすすめです。顔から流れる汗は、やさしく肌にタオルを当てて吸い取りましょう。
夏のお風呂上がりのお手入れポイント
汗が止まらないと化粧水や乳液がなじみにくい一方で、汗が止まるのを待っていたら肌の乾燥が進んでしまいます。夏のお風呂上がりのスキンケアは、“ 素早く汗を抑えて、保湿する ”がポイントです。
汗を抑える7つの対策
顔汗を効率的に抑える、おすすめのクールダウン法をご紹介します。
①水で濡らしたタオルで顔を拭く
人は汗をかいた後、汗が皮膚の表面から蒸発する時に体内にこもった熱を外に逃がす気化熱によって、体温を一定に保ちます。乾いたタオルで顔の汗をぬぐうと、汗の蒸発による気化熱効果が期待できず、体温がしっかりと下がりにくく汗も止まりません。濡らしたタオルで顔の汗をぬぐうことで、体内の熱を外に逃がしながら、汗を止めることができます。
②首周りを冷やす
首には太い血管がたくさんあるため、冷やしたタオルや保冷剤、クールネックリングなどで首周りを冷やすと顔をめぐる血液が冷えて、顔周りの肌温度を下げることができます。
③脇の下・太ももを冷やす
首と同様に、脇の下や太ももにも太い血管が通っているため、保冷剤などで冷やすことで、体全体を効率よくクールダウンさせることができます。
④冷感作用のある入浴剤を活用する
ミントやハッカなどが含まれた入浴剤を使うことで、湯船で温まった体温は逃さず、お風呂上がりの発汗を抑えることができます。ミントやハッカに含まれる清涼成分「メントール」が冷たいものを感じる神経を刺激して、肌がひんやりしたと感じるのです。
⑤髪の毛を冷水ですすぐ
浴室から出る直前に、冷たい水で髪をすすいでみましょう。冷水で髪をすすぐと頭部からも熱を逃がしてくれます。また、髪を冷水ですすぐことでキューティクルがひきしまり、髪のツヤがアップする嬉しい効果も。冷たい水を頭髪にかけることに抵抗がある方は、冷やしたタオルを頭部に乗せるだけでも効果が期待できます。
※温かいお湯の湯船に浸かった後、急に冷水を浴びると、心臓に負担をかける可能性があります。頭髪以外に冷水がかからないようにするなど、心臓が弱い方や高齢の方はご注意ください。
⑥手足に冷水をかける
お風呂から上がる時に、手や足に冷水を10秒ほどかけることで、体温を下げる効果が期待できます。
⑦脱衣所を換気する
高温多湿の場所では汗が蒸発しにくいので、体温が下がりにくくなります。お風呂の熱気で暑く、湿度のこもりやすい脱衣所は換気をし、熱気を逃がすようにしましょう。脱衣所に扇風機を置いてもよいでしょう。
夏のお風呂上がりのスキンケアステップ
汗を抑える対策を取り入れながら、夏の効果的な美肌ケアを叶えるお手入れ方法をご紹介します。
【step1】スキンケア前に「汗を抑える7つの対策」を実践
先述した「汗を抑える7つの対策」からご自身に合った内容を取り入れましょう。汗をスッと抑え、肌に必要なうるおいが十分に届けられるように整えることが大切です。
【step2】ブースター・導入美容液を使用
汗を抑える対策をしている間も、肌の乾燥は進んでしまいます。そこで、顔の汗が止まったらすぐに取り入れたいのが、プレ保湿です。ブースターや導入美容液でうるおいを補給し、肌を整えることで、肌の急激な乾燥を防ぎます。さらに次に使う化粧水やオールインワンジェルがしっかりと肌に浸透するようにサポート*してくれます。
* 角質層まで
Wの薬用有効成分*1も配合。 CANADEL(カナデル) 肌の土台*2を整え、さらに次に使うCANADELオールインワンの魅力を引き出す薬用ローション。乾燥やゴワつきを整えながら、エイジングサイン*3に繋がる肌あれを徹底的にブロックし、健やかな肌作り*4をサポート。みずみずしいテクスチャーで肌はうるおい、肌悩みを繰り返しにくいハリ・ツヤあふれる素肌に導きます。 *1 グリチルレチン酸ステアリル、アラントイン |
ベタつく夏もサラッと使える! DUO(デュオ) とろみのあるテクスチャーでスーッと浸透*2。化粧水の後はもちろん、導入美容液としてもご使用いただけます。肌の「角質層」「基底層」「真皮層」といった各レイヤーに現れる肌悩みにアプローチ*3して、有効成分ナイアシンアミドがシワ改善や美白ケア*4、有効成分グリチルリチン酸ジカリウムが肌あれ予防を叶えます。紫外線ダメージ*4でゆらぎがちな肌も、健やかな肌状態をキープして若々しい肌印象を叶えます。 *1 シワやシミのもと、肌あれ |
【step3】通常スキンケアへ
ブースターや導入美容液で肌を整えたら、いつも通りのスキンケアを行いましょう。夏は「さっぱりとした化粧水だけで済ませる」という方もいるかもしれませんが、夏の肌は紫外線やエアコンなどの影響で乾燥ダメージを受けやすい状態です。肌の表面はうるおっているのに、肌内部の角質層が乾燥している「インナードライ肌」を招かないためにも、夏でもしっかりと保湿することを心がけましょう。
つるんとなめらか!テカリもケアして CANADEL テカリケア成分*2配合で、水分と油分のバランスをサポート*1。さらに「ビタミンフォースC® *3※」が外的ストレス*4による肌ダメージ*5を素早くケアすることで、毛穴が目立たない*6、なめらかで健やかな美肌へと導きます。軽やかでみずみずしいテクスチャーで、ベタつきが気になる夏も心地よくご使用いただけます。 *1 うるおいを与えること |
スキンケア後は水分補給
お風呂に入ると、汗をかくだけでなく、呼吸からも水分が蒸発することで、体の水分が奪われてしまいます。だからこそお風呂上がりの水分補給が大切です。スキンケアが終わったら、水を飲むようにしましょう。入浴後に水分を摂取することで脱水症状の予防や代謝アップ、美肌効果も期待できます。
入浴は美容にも健康にも効果的
「夏はシャワー派」という方も多いですが、肌や身体を労わるためにも湯船に浸かる時間を設けてみてください。血行が促進されると老廃物や疲労物質の排出も促されて、夏バテ対策にも◎。心もリラックスするバスタイムと、お風呂上がりの快適なケアで、内側から輝く美肌をキープしましょう。
(編集 / プレミアアンチエイジング編集部 あだち)