毛穴の黒ずみ・角栓は綿棒で取れる?角栓の取り方を5ステップで解説

FV_毛穴の黒ずみ・角栓は綿棒で取れる?角栓の取り方を5ステップで解説

綿棒を使った角栓ケアは、綿棒に美容オイルを染み込ませ、角栓が気になる箇所にやさしくなじませることで角栓をゆるめ、汚れを落としやすい状態に整えます。美容オイルと綿棒があれば誰でも手軽に毛穴ケア*1できる点が魅力です。

本記事では、綿棒で角栓を取る正しいやり方を5ステップで詳しく解説します。また、毛穴の黒ずみ・角栓オフにおすすめのクレンジング・美容液も紹介します。毛穴汚れやいちご鼻*2で悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

*1 汚れを落とすこと
*2 汚れの詰まりによる

毛穴の黒ずみ・角栓は綿棒で取れる?

美容オイルと綿棒

毛穴の黒ずみや角栓が気になる時は、毛穴周りの肌を柔らかくほぐし、汚れを落としやすい状態に整えることが大切です。綿棒と美容オイルを使ったお手入れでは、美容オイルを染み込ませた綿棒でくるくるとやさしくマッサージすることで肌が柔らかくなります。毛穴パックのように一度にごっそりと角栓が取れることはありませんが、目立つ角栓とその周りの皮膚を一時的にゆるめて汚れを落としやすくなります。角栓を無理矢理押し出したり引っこ抜いたりすることなく、比較的肌に負担をかけにくい方法なのでおすすめです。

そもそも角栓ができる理由とその対策方法を知りたい方は、以下の記事で詳しく解説しているのでこちらをチェックしてください。
角栓が気になるあなたに!角栓ができる原因からスキンケアまで徹底解説 >>

角栓取りに綿棒を使うメリット・デメリット

小鼻を指さす女性

綿棒で角栓を除去する際は、メリットとデメリットを正しく理解しておくことが大切です。

メリット デメリット
  • 肌表面で角栓や周囲の皮膚をゆるめて、汚れを落としやすくなる
  • 自宅で手軽に行える
  • 毛穴パックと比較すると、肌への負担が少ない
  • 過度に行うと、摩擦で肌を傷つける可能性がある
  • 必要な皮脂まで取ってしまうことがある
  • 綿棒と美容オイルを準備する手間がかかる

それぞれの内容について、以下で詳しく解説します。

綿棒を使うメリット

綿棒を使った角栓ケアは、自宅で手軽に取り入れられるのが魅力です。綿棒と美容オイルを準備すればすぐに試せて、鼻に貼る毛穴パックのように強い刺激を与えにくいのもポイント。鼻など気になる箇所に美容オイルをなじませることで角栓や周りの皮膚が柔らかくなり、皮脂汚れと共に角栓が浮いて落としやすくなります。無理のない範囲で日々のお手入れにプラスする方法としておすすめです。

綿棒を使うデメリット

綿棒を使ったケアは、やりすぎに気をつけましょう。強くこすったり過度にケアすると、必要な皮脂まで落としてしまい、肌に負担をかけてしまうこともあります。
また、クレンジングなどのスキンケアアイテムに加えて、綿棒と美容オイルを別に用意する手間がかかります。準備の負担が気になる方は、角栓ケアができるクレンジングを日々のスキンケアに取り入れるのも良いでしょう。

綿棒を使った角栓の取り方5ステップ

洗顔する女性

毛穴に詰まった角栓は、放置すると黒ずみやいちご鼻などの原因に繋がります。ここでは、綿棒を使った角栓の取り方を5ステップで紹介します。

STEP1.蒸しタオルで肌を温める

角栓を取りやすくするためには、綿棒を使う前に蒸しタオルで肌を温めて毛穴を開いておくことが大切です。タオルの蒸気と熱で毛穴が開きやすくなり、角栓や汚れが浮きやすくなります。

【蒸しタオルの作り方】
①フェイスタオルを水で濡らしてしっかり絞る
②フェイスタオルを二つ折りにして、ロール状に巻く
③500~600Wの電子レンジで約30秒温める
④タオルを広げて顔全体をおおい手で軽く抑える。タオルが冷えてきたら②③④を繰り返し2回行う
※タオルが熱すぎると、やけどや肌の乾燥の原因に繋がるので、温度には十分注意してください。熱すぎる場合は、タオルを軽く振って適度に冷ましてから使用してください。

STEP2.綿棒に美容オイルを染み込ませる

蒸しタオルで顔全体を温めたら、綿棒に美容オイルを染み込ませましょう。小皿などに美容オイルを取り、綿棒の先端を軽く浸すように染み込ませると使いやすくなります。
美容オイルは新鮮なオリーブオイルやココナッツオイルなど、自分の肌に合ったタイプを使用しましょう。

STEP3.綿棒で角栓付近の肌にオイルをなじませる

次に、美容オイルを染み込ませた綿棒で角栓が気になる部分をやさしく撫でるようになじませます。綿棒を使うことで、指では届きにくい細かい部分までケアできます。
ただし、強く押し付けたりこすったりすると、肌を傷つける可能性があるため注意が必要です。綿棒のすべりが悪いと感じた場合は、美容オイルを少し付け足して調整しましょう。

STEP4.オイルをコットンで拭き取り、洗顔をする

角栓を取り終わったら、コットンで美容オイルをやさしく拭き取ります。拭き取った後は、クレンジングで丁寧に洗顔し、汚れやオイルを洗い流します。

美容オイルや汚れをそのまま放置すると、毛穴詰まりの原因となり角栓の再発に繋がるので注意しましょう。クレンジングで肌を清潔にすることで、次に使う化粧水や美容液などのスキンケアアイテムがなじみやすい状態になります。

正しい洗顔のやり方や洗顔料の選び方について詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
毛穴の中の汚れまですっきり落とすクレンジング方法 >>

STEP5.保湿して肌をひきしめる

角栓を取った後は毛穴が開き、汚れが入り込みやすいデリケートな状態です。そのため、洗顔後はしっかりと保湿を行うことが大切です。
まずは化粧水でたっぷりとうるおいを与え、乳液やクリームで水分を閉じ込めるようにフタをしましょう。肌の水分と油分のバランスが整うことで皮脂の過剰分泌を抑え、テカりにくい状態を保ちやすくなります。

綿棒を使ったお手入れにおすすめの美容オイル

美容オイル

綿棒を使った角栓ケアをより効果的にするには、美容オイル選びも大切なポイントです。ここでは、角栓ケアと相性の良い美容オイルを3つ紹介します。スキンケア用の新鮮なオイルを使用するようにしましょう。

オリーブオイル

オリーブオイルには人の皮脂に多く含まれ、肌を柔らかく保つ「オレイン酸」が豊富です。そのため、綿棒で角栓をやさしくオフしやすくなるのが特徴です。ただし、食用オイルは肌に適さない可能性があるため、必ずスキンケア用に精製されたオリーブオイルを使用するようにしましょう。

ココナッツオイル

ココナッツオイルには「ラウリン酸」という成分が含まれており、肌を健やかに保ってくれます。さらに顔だけでなく、髪や体にも使えるオイルなので、スキンケア全般に取り入れやすいのもメリットです。

ホホバオイル

肌の天然バリアである皮脂膜と似た構造のオイルで、保湿目的で使われることも多いです。ホホバオイルは、肌になじみやすくベタつきにくいため、角栓ケアにも向いています。肌質タイプも選ばないことから、初心者の方でも扱いやすい美容オイルです。

綿棒とオイルよりも楽で簡単!毛穴の黒ずみ・角栓除去・目立ちケア*におすすめのクレンジング・美容液

角版写真_DUO ザ クレンジングバーム ブラックリペア

ここまで綿棒と美容オイルを使ったケア方法を紹介してきましたが、準備の手間が負担で、少しハードルが高いと感じる方もいるかもしれません。
そこで、より手軽に取り入れられる毛穴の黒ずみ・角栓ケアにおすすめのクレンジングと、毛穴悩みに集中アプローチする美容液を紹介します。綿棒と美容オイルで角栓をオフした後のスキンケアにもおすすめです。スキンケアアイテム選びで迷っている方は、ぜひチェックしてみてください。

*うるおいによる

クレンジングバーム / 黒ずみ毛穴ケア
商品紹介_DUO ザ クレンジングバーム ブラックリペア

DUO(デュオ)
ザ クレンジングバーム ブラックリペア
¥3,960(税込)/ 90g(約1ヵ月分)

W洗顔不要で頑固な毛穴汚れも徹底ケア
頑固な角栓・毛穴汚れをケアするクレンジングバームです。6種の発酵エキス*1とAHAを含む7種のフルーツエキス*2が古い角質を柔らかくほぐしてから、角栓溶解オイル*3が角栓や古い皮脂をやさしく溶かしてスルッとオフ。3種の炭*4が毛穴の奥の汚れまで吸着して洗い流します。さらに、保湿成分が洗い上がりの肌にもうるおいを与え、つっぱり感の少ない心地良い仕上がりを実現します。毛穴悩みを繰り返しにくい、調子*5の良い肌へ。

*1 アスペルギルス/コメ発酵エキス、乳酸桿菌/セイヨウナシ果汁発酵液、サッカロミセス/オオムギ種子発酵エキス、乳酸桿菌/ハス種子発酵液、グルコノバクター/ハチミツ発酵液、乳酸桿菌/ブドウ果汁発酵液(角質柔軟成分)
*2 サンザシエキス、グレープフルーツ果実エキス、ナツメ果実エキス、レモン果汁、オレンジ果汁、リンゴ果実エキス、ライム果汁(角質柔軟成分)
*3 アルガニアスピノサ核油、カンジダボンビコラ/(グルコース/ナタネ油脂肪酸メチル)発酵物ほか4種(エモリエント成分)
*4 吸着成分
*5 ハリ・ツヤのこと

先行型美容液
商品紹介_DUO ザ ブラックリペア セラム

 DUO
ザ ブラックリペア セラム
¥7,040(税込)/ 32mL(約1ヵ月分)

角栓ケアに併せて使いたい美容液
黒米×黒麹菌の力でなめらかな肌へ
黒米と黒麹菌を組み合わせたWブラック*1の力で、肌コンディションを整える先行型美容液。毛穴目立ち*2やゴワつきが気になる肌をなめらかに整え、肌あれなどの肌トラブルの元を防ぐので、角栓ケアとあわせて使うのがおすすめ。さらに保湿することで肌を柔らかくし、次に使う化粧水や乳液などの美容成分がなじみやすい肌状態へと導きます。無添加設計*3なので、デリケートな肌の方にもやさしく使えるアイテムです*4

*1 アスペルギルス培養物(整肌成分)
*2 乾燥による
*3 パラベン・鉱物油・合成香料・合成着色料・アルコールフリー
*4 全ての方に皮膚刺激が起こらないということではありません。

毛穴の黒ずみ・角栓ケアに関するよくある質問

肌あれ悩む女性

最後に、毛穴の黒ずみ・角栓ケアに関するよくある質問にお答えします。

綿棒で角栓を取る時にやってはいけないNG行為は?

綿棒で角栓を取る時は、美容オイルを使わずに乾いた綿棒で肌をこすったり、不衛生な綿棒を使用することは肌に負担をかけるので避けましょう。また硬い角栓を指やピンセットで無理に押し出したり引っこ抜いたりするのも控えましょう。

ケア中にピリピリと刺激を感じたり赤みが出る場合には場合はすぐに使用を中止し、症状が改善しない場合は皮膚科を受診してください。

綿棒を使っても鼻の角栓が取れないこともある?

角栓が硬くなっている場合は、綿棒と美容オイルを使っても取れないことがあります。
特に酸化して黒くなった角栓を無理に押し出そうとすると、炎症や毛穴の開きに繋がる可能性があるため注意が必要です。取れない時は無理をせず皮膚科を受診するなど、他の方法を取り入れましょう。

角栓を取る頻度はどれくらい?

綿棒と美容オイルを使用した角栓ケアは週1〜2回程度が目安です。
綿棒でのケアは少なからず摩擦による刺激があり、やりすぎると赤みや乾燥に繋がる場合があります。無理のない頻度で継続し、肌の状態を見ながら調整しましょう。

毎日のケアにはクレンジングを使用し、皮脂や汚れをしっかり落とすことで角栓ができにくい肌環境に整えることが大切です。

美容オイルはワセリンで代用できる?

オリーブオイルやココナッツオイルなどの美容オイルがない場合は、ワセリンを使って角栓ケアをすることも可能です。
ただしワセリンは肌に密着する性質が強いため、伸びが良く肌になじみやすい美容オイルの方が角栓ケアには適しています。代用する場合は、純度の高い白色ワセリンを角栓が気になる部分にたっぷり塗ってやさしくケアしましょう。

ワセリンの特徴やメリット、スキンケアに取り入れる方法は以下の記事で詳しく解説しています。
乾燥肌にワセリンを塗るのはよい?正しい使い方や注意点も解説 >>

日々のケアで角栓を繰り返さない肌へ

洗顔後タオルドライする女性

毛穴の黒ずみや角栓が気になる時は、綿棒と美容オイルを使ったケアを取り入れるのも一つの方法です。ただし、過度にこすったり繰り返し綿棒を使ったりするのは肌の負担になるので、週1〜2回を目安にやさしくケアするのが良いでしょう。

角栓は不要な汚れ・皮脂を十分に落とせていないことが原因でできやすくなります。日頃から毛穴・角栓ケアに特化したクレンジングや美容液も活用しながら肌を整えましょう。

▼おすすめコンテンツ▼

(編集 / プレミアアンチエイジング編集部 あだち)

著者情報

岡部 梨花

岡部 梨花

プロフィール: 美容ライター。20代後半になってスキンケアの大切さを実感し、美容を前向きに楽しむことを意識しています。スキンケアや美容が日常のちょっとした楽しみになるような情報をお届けします。趣味はカフェ巡り。コーヒーがおいしいお店でまったり過ごしています。

この記事を読んだ人がチェックしているアイテム

関連記事一覧