髪の主成分「ケラチン」とは?美しい髪へと導くセルフケア方法を解説

FV_髪の主成分「ケラチン」とは?美しい髪へと導くセルフケア方法を解説

髪の主成分である「ケラチン」は美髪をキープするために欠かせません。不足すると、パサつきや切れ毛などの原因となります。

この記事では、ケラチンの役割や不足している時のサイン、効率良くケラチンを補うためのセルフケア方法まで、分かりやすく解説します。

ケラチンとは?基礎知識をわかりやすく解説

美髪の女性

ケラチンとは、髪を構成するタンパク質の一種です。髪の約80〜85%タンパク質でできており、そのうちの大部分をケラチン(ケラチンタンパク)が占めています。

髪の構成成分の割合

ケラチンは水や熱に比較的強い性質を持っています。
髪の内部だけでなく表面を覆うキューティクルにも存在し、紫外線や乾燥、大気浮遊物質などの外部ダメージから髪を守っています。また、ケラチンには「シスチン」というアミノ酸が多く含まれており、髪の強さやしなやかさを支える働きがあります。そのため、ハリやコシにも深い関わりがあります。

なお、ケラチンは髪だけでなく、爪や皮膚の角質層にも含まれており、水分を保持しやすく、外部刺激から肌を守る役割を担っています。

ケラチンの主な役割と不足しているサイン

美髪の女性

髪の主成分であるケラチンは、健やかで美しい髪を保つために重要な役割を担っています。ここでは、ケラチンの主な役割と、不足している時に見られるサインを解説します。

ハリやコシを与え、ボリューム感を保つ

ケラチンは硬く丈夫で、髪のハリやコシを与え、ボリューム感のある状態を保ちます。
髪内部はこのケラチンが束になった「コルテックス」で支えられています。ケラチンが十分に含まれている髪は密度が高く弾力があり、根元から力強く立ち上がります。そのため、重力に負けにくく、ふわっとした状態をキープしやすくなります。

【不足している時】ハリ・コシがなくなる

髪が以前より細く、弱々しく感じる場合があります。ハリやコシがなくなることで、根元から立ち上がる力も弱くなり、髪がぺたんとして、ボリューム感のない印象に繋がります。

うねりや広がりを抑える

髪内部にケラチンが十分含まれていると湿気などの余分な水分を吸い込みにくくなり、うねりや広がりを抑えやすくなります
湿度の高い日でもまとまりの良い状態をキープできるでしょう。

【不足している時】うねりや広がりが気になる

髪の主成分が不足すると内部が空洞化してそこに湿気が入り込んだり、摩擦などの影響を受けて髪が広がりやすくなります。

うるおいを守り、ツヤのある質感をキープする

髪の外側にあるキューティクルは、主にケラチンで構成されており、摩擦や熱などの外的ダメージ*から髪内部を保護しています。また、髪内部の水分や栄養分の流出を防ぐことができ、パサつきを抑え、うるおいのあるツヤを保ちます。

* 紫外線、乾燥、大気浮遊物質などによる

髪の断面図_健康な髪

【不足している時】髪がパサついてくる

キューティクルが剥がれやすくなり、髪内部の水分や栄養分が流出して乾燥しやすくなるため、髪のパサつきを感じることがあります。うるおいが保てなくなり、髪表面も乱れることで、ツヤも感じにくくなるでしょう。また、髪がパサつきが続くと切れ毛や枝毛に繋がる可能性もあります。

髪のケラチン不足はなぜ起こる?主な原因3つ

毛先

髪に含まれるケラチンは、様々な原因で不足します。ケラチンが不足するメカニズムを知り、日々のヘアケアに生かしましょう。

熱や紫外線によるタンパク質の変性

紫外線やヘアアイロンなどの過度な熱は、タンパク質の構造にも変化をもたらし、髪の外部・内部の両方にダメージを与えます。このダメージが蓄積すると、ケラチンでできたキューティクルが剥がれやすくなり、最終的には髪内部のケラチンや水分、カラー剤などの流出にも繋がります

また、こうしたダメージの背景には、「18-MEA(18-メチルエイコサン酸)」と呼ばれる脂質の損傷も関係しています。この18-MEAは、髪表面を覆って、ケラチンでできたキューティクルを守っている成分ですが、熱や紫外線によって失われやすく、一度損傷すると自然には再生できません。紫外線や過度な熱は、本来ケラチンを守っている成分を失わせる原因にもなります。

図解_健康な髪

図解_ダメージを受けた髪

加齢・血行不良による代謝の低下

良質なケラチンを合成するのに、女性ホルモンの一種である「エストロゲン」が欠かせません。しかし、加齢とともにエストロゲンの分泌量は減少し、結果的にケラチンを効率的に合成できなくなります。
また、血行不良による代謝の低下で頭皮に栄養が十分に届かなくなると、ケラチンの合成能力が落ちてしまいます。

結果として髪が細くなったり、ハリやコシの弱い髪が生えてくることもあります。

極端なダイエットや偏った食生活による栄養不足

ケラチンはアミノ酸をもとに体内で合成されるタンパク質です。
合成にはアミノ酸だけでなく、亜鉛やビタミンBグンなどの栄養素も必要で、それらを十分に摂取できていないと、丈夫な髪を育てることが難しくなる可能性があります。

極端な食事制限や偏った食生活などで栄養バランスが乱れると、髪まで必要な栄養が髪まで十分に行き届かず、髪の状態にも影響を及ぼすことがあるので注意が必要です。

内側と外側からケラチンを補うセルフケア方法

髪をタオルドライする女性

ケラチンは日々のヘアケアや食事で必要な栄養を摂取することで補うことができます。以下のポイントを意識して、効率良く、健やかな髪を目指しましょう。

シャンプー&トリートメントで補給

ケラチン配合のシャンプーやトリートメントを使用すると、毎日のヘアケアで外側からケラチンを補うことができます。

おすすめの成分は「加水分解ケラチン」。髪内部まで浸透してダメージ部分を補修するので、なめらかな艶のある髪へと整えてくれます。

ケラチン由来成分配合のおすすめアイテム

シャンプー ヘアマスク
clayence クレイスパ カラーケアシャンプー

clayence(クレイエンス)
クレイスパ カラーケアシャンプー
¥2,750(税込)/ 300mL

ケラチン*1を補いながら洗う「ケラチンリペア洗浄」を採用
ミネラルを豊富に含むクレイ*2が、髪や地肌の汚れを吸着。さらに2種のケラチン由来成分*1が、髪のダメージを補修しながら汚れを洗い流します。キューティクルの剥がれを閉じてツヤを与えるオイル*3も配合。ハリとコシのある、うるおうツヤ髪へと導きます。

*1 ココイル加水分解ケラチンK(羊毛)(洗浄成分)、加水分解ケラチン(羊毛)(毛髪補修成分)
*2 流紋岩末、タナクラクレイ(整肌成分)、イライト(吸着成分)、フムスエキス(保湿成分)
*3 サイペラスエスクレンタス根油、サルビアヒスパニカ種子油、アフリカマンゴノキ核脂(エモリエント成分)

商品紹介_clayence クレイスパ カラーキープ&ダメージケアマスク

clayence
クレイスパ カラーキープ&ダメージケアマスク
¥2,750(税込)/ 180g

「3種のプレミアムケラチン*1」配合。髪の芯まで補修し、ツヤ髪へ
「3種のプレミアムケラチン」がダメージで失われた髪内部のケラチンを補充。さらに、外側・内側のケラチンを守るために必要な脂質成分*2も補充します。内側からも外側からもダメージの徹底補修を叶え、枝毛や切れ毛も防ぎ、サロン帰りのようなツヤ髪へと導きます。

*1 ステアルジモニウムヒドロキシプロピル加水分解ケラチン(羊毛)、加水分解ケラチン(羊毛)、加水分解ケラチン(カシミヤ ヤギ)(毛髪補修成分)
*2 クオタニウム-33 (毛髪保護成分)、セラミドNG、セラミドNP、セラミドAP、コレステロール(毛髪補修成分)

ヘアマスクの効果的な使い方はこちらをご確認ください。
トリートメントとヘアマスクの効果的な使い方 >>

食事からの栄養摂取でケラチンの合成をサポート

健康な髪を育てるためには、バランスの良い食生活でケラチンの合成をサポートすることも重要です。

ケラチンの材料となるタンパク質や、タンパク質を構成する成分であるアミノ酸に加え、合成を助ける亜鉛やビタミンB群をバランス良く摂ることでスムーズな合成が促されます。
具体的なおすすめ食材を以下の表にまとめました。

栄養素 主な食材
タンパク質
(アミノ酸)
肉類(鶏肉・牛肉・豚肉など)、魚介類、乳製品(牛乳・ヨーグルト・チーズなど)、卵、大豆製品(豆腐・納豆など)
亜鉛 牛肉、豚レバー、鶏レバー、牡蠣、たらこ
ビタミンB群 豚ヒレ肉、鶏ささみ肉、かつお、マグロ、バナナ

髪のハリやボリュームを保つため、これらの食材を意識して摂ると良いでしょう。

サプリメントも活用

忙しくて栄養バランスが崩れがちな場合は、食事の補助としてサプリメントを活用してみましょう。

不足しがちなアミノ酸や亜鉛、ビタミンB群などの栄養素をサプリメントで補い、タンパク質は食事から摂るのがおすすめです。

ハリ・コシのある髪へ

美髪の女性

髪の主成分であるケラチンは、ハリやコシのある美しい髪に欠かせません。日々のヘアケアと栄養摂取によりキープすることが大切です。

この記事を参考にケラチンを補うセルフケアを継続し、ハリやコシのある健康的な美髪をキープしませんか。

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(著者 / 及川 佳奈子)
(編集 / プレミアアンチエイジング編集部 あだち)

著者情報

監修:伊藤友加里

監修:伊藤友加里

毛髪診断士 / 頭皮ケアカウンセラー

プレミアアンチエイジング株式会社にてヘアケアブランド「clayence」の開発を担当。

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