むくみ顔スッキリ!マッサージや予防方法を解説

朝、鏡を見て顔がむくんでいると、気分が沈んでしまいますよね。一時的なむくみは時間の経過とともに自然に引くことも多いですが、出勤前や朝から外出予定がある日には気になるものです。そこで、むくみの原因から「今すぐ何とかしたい!」という時に役立つマッサージまでご紹介します。
むくみとは
むくみは「浮腫(ふしゅ)」とも呼ばれ、体内の余分な水分が皮膚や皮下組織に溜まってしまう状態を指します。血液やリンパがうまく流れず、水分が細胞と細胞のすき間に留まることで、顔や手足が腫れぼったく見えたり、押すと跡が残ることがあります。特に足はむくみやすいため、一日中靴下を履いて過ごすと脱いだ時に靴下の跡が足首にくっきりと残ってしまうことも。また睡眠中は、身体を横にすることで水分が顔にも滞ってしまうため、寝起きに顔がむくみやすくなります。
むくみの主な原因
顔のむくみは、日々の生活習慣が大きく関係しています。いくつか代表的な原因をご紹介します。
血流・リンパの滞り
血液は酸素や栄養を運ぶだけでなく、体内の老廃物や余分な水分を回収する働きがあります。しかし血行が悪くなると、この回収作業がスムーズに行われず、余分な水分が皮下組織に溜まり、むくみとなります。
心臓・筋肉の動きが、ポンプの役割となって血液・リンパの流れが促進されますが、睡眠中は表情筋や首・肩まわりの筋肉がほとんど動かず、ポンプの作用が弱まるため、寝起きに顔がむくみやすい状態になります。
塩分の高い食事、栄養素の不足
塩分を多く摂取して寝ると、体が塩分濃度を一定に保とうとして水分を溜め込みやすくなり、むくみの原因になります。特に夜は活動量が少なく代謝が低下しているため塩分の多い食事をすると、寝起きに顔がむくみやすくなります。
また、栄養不足で顔がむくむこともあります。特に、血管内で水分保持の役割を持つタンパク質や、塩分の排出を助けるカリウム、ビタミンB1などのビタミン類が不足すると、体内の水分バランスが崩れてむくみが起こりやすくなります。
水分の摂りすぎ
体内の水分量が増えすぎると、余分な水分が皮下組織に溜まり、むくみとして現れます。特に寝る前に大量の水分を摂取すると、朝に顔がむくみやすくなります。
過度な飲酒
お酒を飲みすぎると血液中のアルコール濃度が高くなり、血管が拡張して水分の処理が間に合わず、むくみが生じやすくなります。就寝中は顔の方にも水分が溜まりやすくなるため、朝起きた時に顔やまぶたが腫れやすくなります。
運動不足や筋力低下
筋肉は血液を送り出すポンプのような役割を果たすため、運動不足で筋力が低下すると、血の巡りが悪くなり、むくみを引き起こす可能性があります。全身の血行不良は顔のむくみにも繋がるので注意しましょう。
ホルモンバランスの影響
女性ホルモンの影響で月経前や妊娠中、更年期などは体が水分を溜め込みやすくなるため、寝起きに顔がむくみやすくなる傾向があります。
季節の影響
季節ごとの環境が影響して、春夏秋冬それぞれにむくみを引き起こす原因があります。春は花粉症による炎症や体内の水分代謝の乱れ、夏は冷房による冷えや水分の過剰摂取、秋は朝晩の寒暖差や水分不足、冬は冷えによる血行不良が主な原因として考えられます。
むくみを予防するためには?
顔のむくみは生活習慣に気をつけることで防ぐことができます。
食生活を見直す
塩分の高い食事や過度な飲酒は控えるように意識しましょう。カリウムを多く含む食べ物を積極的に摂取することもおすすめです。カリウムには体内の余分な塩分を排出する働きがあり、むくみの原因となる水分の排出を助けます。
カリウムが豊富な食べ物
納豆、海藻類(昆布、わかめなど)、ほうれん草、小松菜、アボカド、きゅうり、トマト、ブロッコリー、バナナ、キウイ、スイカなど
✓ POINT カリウムは水に溶けやすいため、野菜を茹でるとカリウムが茹で汁に流れ出てしまいます。電子レンジや蒸し器で調理すると、カリウムの減少を抑えられるのでおすすめです。 |
水分補給
白湯(さゆ)や常温の水をこまめに補給しましょう。また緑茶やコーヒーなど、カフェインの含まれた飲み物も効果的です。カフェインには利尿作用があり、体内の余分な水分や老廃物の排出を促すため、むくみの軽減が期待できます。ただし摂りすぎると脱水を招いたり、睡眠の質が低下する可能性があるため、適量を守りましょう。
運動習慣をつける
筋肉の収縮と弛緩がポンプのような役割を果たすことで、血液とリンパ液の流れが促進されます。筋肉量を維持するためにも1日平均10,000歩以上歩くことを目標に、体を動かしましょう。週2回以上、1回30分以上の息が少しはずむくらいの運動習慣をつけるとベストです。
冷え対策
体を温めることで血行が促進され、余分な水分や老廃物の排出がスムーズになりむくみにくくなります。入浴、温かい飲み物を飲む、蒸しタオルやマフラーで顔や首を温めるなどが効果的です。
むくみ顔をケアするマッサージ方法
リンパマッサージ
顔のむくみには、首のリンパマッサージが効果的です。リンパマッサージを行うことで、余分な水分の排出を促すことができます。血行も促進されて肌のトーンアップも期待できるので、ぜひスキンケア時などに取り入れてみてください。
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フェイスマッサージ
フェイスマッサージも行うとより効果的です。マッサージをする時つい力が入りがちですが、肌にとって摩擦は大敵。マッサージをする時は、マッサージ料としても使えるクレンジングやオールインワンジェルを活用しやさしいタッチで行いましょう。
クレンジングをしながらマッサージ
DUO(デュオ)のザ クレンジングバーム シリーズはしっかりとした厚みとなめらかな使い心地で、マッサージ使いにもぴったり。メイクは除去しながらもしっとりとした洗い上がりで、1回使ったら手放せなくなること間違いなしです。日々のケアでも取り入れやすい、簡単な部位別マッサージをご紹介します。
※クレンジングしながらのマッサージを長時間行うことは推奨しておりません。10秒程度を目安に実施してください。 |
クレンジングバーム / 乾燥小じわ*1・ハリケア |
![]() ![]() DUO |
スキンケアをしながらマッサージ
日々のお手入れにもマッサージを取り入れてみましょう。CANADEL(カナデル)のオールインワンはみずみずしいぷるぷる感があり、肌の上で指をなめらかにすべらせるため、マッサージ料としても適しています。手軽さと手応えを両立したオールインワンでスッキリした表情と、ハリ・弾力・透明感*も手に入れませんか。
* うるおいによる
オールインワン(美容液ジェル) |
![]() ![]() CANADEL |
むくみに効果的なツボ
むくみ顔に効果的と言われているツボはいくつかありますが、代表的な3つをご紹介します。押す時は強すぎず「痛気持ちいい」くらいの圧で、5秒押して5秒離すを繰り返します。ツボを刺激して、水分の排出を促しましょう。
①攅竹(さんちく)
位置:眉頭の少し内側、骨のくぼみ
効果:目元の血流を促進。まぶたや目の周りのむくみをスッキリさせる。
②四白(しはく)
位置:目の真下、骨のふちから指1本分下のくぼみ
効果:顔全体の血流・リンパの流れを促進。顔のむくみをスッキリさせる。
③瞳子髎(どうしりょう)
位置:目尻(外眼角)のやや外側、骨のキワにある小さなくぼみ
効果:顔のむくみをスッキリさせ、ハリ不足もケアする。
むくみが続く場合は病院へ
顔のむくみが数日以上続く場合は、体の不調や病気のサインである可能性もあります。できるだけ早めに医療機関を受診しましょう。
健やかな生活習慣でむくみ知らずの美肌へ
食生活を見直したり運動を取り入れることはむくみを予防するだけでなく、健やかな肌も育みます。自分に合った無理のない方法で、顔も肌もスッキリ。気持ちの良い毎日を過ごしましょう。
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肌が清潔にな... |
(編集 / プレミアアンチエイジング編集部 あだち)