ヘアカラーの褪色を防ぐ。シャンプーの選び方や色落ち対策を紹介
「キレイに髪を染めてもすぐに色落ちしてしまう」と感じたことはありませんか。髪が染まる仕組みや色落ちの原因を理解することで、ヘアカラーの色持ちを長く保つためのケア方法が分かります。今回はヘアカラーした髪におすすめのシャンプーや、色落ちを防ぐ対策法についてご紹介します。
髪の構造

まずは髪の構造についてご説明いたします。
髪は大きく分けて、表面からキューティクル・コルテックス・メデュラの3層構造になっています。
一番外側にあるキューティクルはケラチンというタンパク質でできており、硬いうろこ状の膜が何層にも重なりあって髪の表面を覆っています。
さらにその外側には、薄い脂質の膜でできた脂質膜があります。脂質膜は、髪の表面をなめらかに保ち、水分やカラー成分の流出を防ぐ役割を担っています。
内側のコルテックスは髪の大部分を占める組織で、水分や栄養分、そしてヘアカラーの色素が含まれる部分です。
健康な髪のキューティクルは閉じており、髪内部の水分や栄養の流出を防ぐとともに、外部ダメージから髪を守っています。また、ヘアカラーをしている場合、キューティクルが引き締まっていることでカラー成分が流出しにくくなり、色持ちを高めることができます。

一方で、ダメージを受けた髪は脂質膜が欠落し、キューティクルが浮き上がったり、欠けたりしやすくなります。
脂質膜やキューティクルが乱れると、髪内部のタンパク質や水分、さらにはカラー成分も流出しやすくなり、 手触りの悪化やパサつき、色落ちの原因に繋がります。
また、髪は濡れている間、キューティクルがわずかに開きやすい性質があります。
その状態で放置すると、内部の色素やうるおいが流出しやすくなるため注意が必要です。
ヘアカラーが色落ちする原因

ヘアカラーが色落ちする主な原因は、キューティクルが開くことで、髪内部の色素が流出しやすくなるためです。では、キューティクルはどのような影響を受けて開いてしまうのでしょうか。
①洗浄力の強いシャンプー
カラー用ではない、洗浄力の強いシャンプーを使うと、髪表面の脂質膜が失われ、キューティクルが開きやすくなります。その結果、髪内部に色素をとどめることができず、色落ちに繋がる場合があります。
②熱い温度のシャワー
キューティクルは温度が上がるほど開きやすくなる性質があります。40℃以上の熱いお湯でのシャワーは、色素が流出しやすくなるだけでなく、髪の乾燥やダメージの原因にもなります。
③摩擦
シャンプー時に十分に泡立てずに髪をゴシゴシ洗ったり、タオルドライ時に傷んだタオルで髪を強くこすったりすると、キューティクルを剥がしたり傷つける原因になります。キューティクルが傷つくと、色素が流出しやすくなります。
④髪を濡れたまま放置
髪は濡れるとキューティクルが開き、非常にデリケートな状態になります。この状態では摩擦や熱の影響も受けやすく、ダメージの原因にもなってしまいます。その状態が続くと、ヘアカラーの色素が流出しやすくなってしまいます。
⑤熱
ドライヤーの高温や、ヘアアイロン・コテなどの強い熱は、キューティクルを必要以上に開かせてしまいます。その結果、髪内部に定着したヘアカラーの色素が流出しやすくなります。
⑥紫外線
紫外線は、ヘアカラーの色素を分解・酸化させるだけでなく、キューティクルを傷つける原因にもなります。キューティクルが紫外線ダメージを受けると剥がれたり隙間ができたりして、髪内部の色素が外に出やすくなり、色落ちが進みやすくなります。特に、ブリーチを伴うハイトーンカラーや淡く透明感のあるカラーは色素が繊細なため、紫外線の影響を受けやすい傾向にあります。
⑦カラー・パーマ等の施術を繰り返す
カラーやパーマを繰り返すとキューティクルが傷つき、ヘアカラーの色素が髪内部に定着しにくくなります。さらに、ダメージによってキューティクルの隙間ができやすくなり、色素が流出しやすくなるため、色落ちの原因となります。
髪は温度や水分、摩擦などの影響を受けやすい繊細な構造をしています。
そのため、日常の何気ない習慣でもキューティクルが乱れやすくなり、色落ちだけでなく、乾燥やダメージの原因にも繋がってしまうのです。
色落ちを防ぐシャンプーの選び方

ヘアカラーをした髪色を長持ちさせるには、毎日使うシャンプー選びがとても重要です。ここでは、色持ちを意識したシャンプー選びのポイントをご紹介します。
①洗浄力が適度なシャンプーを選ぶ
キューティクルへのダメージを抑えるためには、洗浄力が適度なシャンプーを選ぶことが大切です。
以下は、成分の系統の種類と見分け方の例です。
| 系統の種類 | 見分け方(成分の表示名) |
| アミノ酸系 | ~グルタミン酸、~アラニン、~グリシン など |
| ベタイン系 | ~ベタイン、~アンホ |
| サルフェート(硫酸)系 | ~硫酸 |
| 石けん系 | ~石ケン素地、~酸ナトリウム / カリウム など |
おすすめは、アミノ酸系やベタイン系など、マイルドな洗浄成分をベースにした商品です。若干泡立ちが弱い傾向がありますが、汚れはしっかり落とすのが特徴で、カラー後のデリケートな髪にも向いています。
一方、サルフェート(硫酸)系や石けん系と呼ばれる洗浄成分は、泡立ちがよく洗浄力が高い商品です。すっきりした洗いあがりが特徴ですが、皮脂や染料を落としすぎてしまうことがあります。
②カラーキープ成分配合のシャンプーを選ぶ
カラーキープ成分が配合されたシャンプーなら、洗浄による褪色を穏やかに抑えることができます。また、染料が配合されており、洗いながら色素を補えるカラーシャンプーもあります。
ただ、色素は補うことができても「汚れはきちんと落としたい」「泡立ちや泡持ちが悪いと使いにくい」というのが本音でしょう。
おすすめのカラーケアアイテムはこちら
そんな思いに寄り添ってくれるのがclayence(クレイエンス)のクレイスパ カラーケアシャンプーです。アミノ酸やビタミンを含むクレイエキス*1やミネラル豊富なクレイ*2を配合。頭皮や髪をいたわりながら、汚れを落とし、傷みがちな髪を補修することができます。また泡立ちや泡持ちも良いので全体的に馴染ませやすい点も特徴です。摩擦レスに指通りなめらかな髪が目指せます。
*1 フムスエキス(毛髪補修成分)
*2 タナクラクレイ(保湿成分)
| カラーケアシャンプー |
clayence |
カラーリングをした髪は乾燥しやすいため、トリートメントやスペシャルケアをすることも大切です。おすすめは、リニューアルしたclayenceのクレイスパ カラーキープ&ダメージケアマスク。ダメージ補修力を強化して、サロン級の仕上がりを徹底追求。染めたてのカラー維持をサポートしながら、美しい艶髪がホームケアで目指せます。
| 洗い流すヘアマスク |
clayence |
今回のリニューアルでは、カラー後の髪をより健やかに保ち、ダメージを補修・予防効果を高めるため、成分や配合バランスを見直しました。
それでは、リニューアルの注目ポイントを順番にご紹介します。
リニューアルポイント①髪の蓄積ダメージを予防&徹底補修
ダメージや年齢と共に失われる成分にアプローチする新配合「ナノ補修カプセル*1」と「3種のプレミアムケラチン*2」を配合し、髪の表面から内部まで徹底補修。髪の質感*3に働きかけてサロン級の仕上がりへ導きます。
*1 クオタニウム-33 (毛髪保護成分)、セラミドNG、セラミドNP、セラミドAP、コレステロール(毛髪補修成分)
*2 ステアルジモニウムヒドロキシプロピル加水分解ケラチン(羊毛)、 加水分解ケラチン(羊毛)、加水分解ケラチン(カシミヤヤギ) (毛髪補修成分)
*3 髪の手触りや仕上がりのこと
リニューアルポイント②染めたてカラーを維持する「カラーキープ処方EX+」がパワーアップ!
旧製品に比べ、カラー維持成分を約3.5倍*1配合。美髪成分「ヘマチン*2」を史上最高濃度*3まで増量し、褪色による黄ばみを抑制*4。鮮やかなカラーをキープします。弱酸性によりキューティクルを引き締めることで、染めたての艶やかなカラーを維持します。
*1 旧品(クレイスパ マスク リペア&カラーキープ)のカラー維持成分(ヘマチンなど12種の毛髪補修・毛髪着色・保湿成分)との比較
*2 毛髪補修・毛髪着色成分
*3 クレイエンス内
*4 保護・補修効果による
リニューアルポイント③大人髪のうねりを抑制
新配合の「ボンディング成分*1」が、うねりの原因となる髪内部のダメージを補修。さらに「3種のシードオイル*2」と「ヒートロック®成分*3※」が髪の表面をコーティング。艶を与えながら外部刺激*4から髪を守り、うねりを抑えてまとまりのいい髪に導きます。
*1 ジマレイン酸プロピレンジアンモニウム(毛髪補修成分)
*2 ツバキ種子油、アルガニアスピノサ核油、ザクロ種子油(エモリエント成分)
*3 加水分解コラーゲンPGプロピルメチルシランジオール(毛髪補修成分)
*4 乾燥や大気浮遊物質などによる
※「ヒートロック」はプレミアアンチエイジング(株)の登録商標です。
シャンプー以外の色落ち対策

カラーを長持ちさせるには、シャンプーだけでなく、日々のちょっとした工夫にも気を付けることが大切です。
お湯の温度に気をつける
髪を洗う時は熱すぎるお湯を避けて、37~39℃くらいの温度を目安にしましょう。
摩擦に気をつける
シャンプーの際は、しっかり泡立てた状態で髪を包み込むように洗い、髪同士がこすれないようにしましょう。 タオルドライ時も、摩擦を起こさないよう、タオルでやさしく押さえるようにしてください。
また、柔らかい素材のタオルを使うと、より摩擦を抑えやすくなります。
【おすすめの素材:マイクロファイバー、コットンなど】
すすぎの時は顔を上向きに
シャンプーやトリートメントを洗い流す時は、顎を上げて上向きの姿勢で行いましょう。顔を上に向けることで、すすぐ際の手が髪をかき上げることなく、キューティクルの流れに沿って洗い流せるため、髪への負担が軽減できます。
洗髪後はすぐに髪を乾かす
濡れている髪は、キューティクルが開き非常にデリケートな状態のため、洗髪後はなるべく時間を置かずに乾かしましょう。
髪の保湿・補修を意識する
髪は乾燥するとキューティクルが開きやすくなり、カラー色素が流出しやすくなります。特にカラー後の髪は乾燥しやすいため、集中ケアのトリートメント等を使用して、しっかり保湿・補修を行いましょう。
熱を避ける
ドライヤーを使う時は20センチ以上離して、同じ場所に長時間風を当て続けないようにしましょう。髪の8割程度が乾いたら、冷風に切り替えてください。冷風にはキューティクルを引き締める効果があり、色素の流出を防ぐだけでなく、表面のツヤ感もアップします。
髪の紫外線対策
紫外線は髪や頭皮にダメージを与えます。外出時は帽子や日傘を活用し、髪の紫外線対策を取り入れましょう。
キレイな髪色で理想の印象へ

色落ちした髪は傷んで見えたり、手入れが行き届いていないような印象を与えてしまうことも。疲れた印象を与えないためにも、日々のちょっとした工夫でキレイな髪色をキープしましょう。
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(編集 / プレミアアンチエイジング編集部 はせ)





