普通肌のスキンケアのコツとは?理想の肌を育むケアも紹介
普通肌は乾燥を感じにくく、比較的毛穴悩みの少ない肌質タイプではありますが、肌は季節や環境の変化の影響を受けやすいため、維持するためのケアも大切です。今のベストな状態をキープしながら、目指したい理想の肌へより一層近づくためのスキンケアのポイントをご紹介いたします。
普通肌とは

普通肌は、水分量・皮脂量のバランスがとれた理想的な肌状態。キメが整っており、水分量と皮脂量のバランスも整っているので肌トラブル*が起きにくい肌質タイプとも言えます。ただし月経やストレス、季節の変わり目などには肌がゆらぐこともあるので注意しましょう。
* 肌あれや乾燥
普通肌のスキンケアポイント
水分量と油分量のバランスがベストな肌状態なので、キープすることを意識して、基本のスキンケアステップを丁寧に行いましょう。また肌は日々変化するため「今のケアが肌に合っているか」肌状態をチェックし続けることも大切です。スキンケアステップの順に気をつけたい点と合わせて、「今日は少し乾燥している」「肌に赤みがある」など、肌の変化を感じた時のケア方法も確認しましょう。
落とすケア

クレンジングや洗顔では「ゴシゴシとこすらずやさしく洗うこと」を意識して、30秒〜1分以内を目安に洗い流しましょう。また、キンキンに冷えた水や熱すぎるお湯での洗顔もNGです。冷たいと毛穴が閉じて汚れが落ちにくくなり、熱すぎると必要な皮脂まで洗い流してしまう可能性があるので、ぬるま湯ですすぎ残しがないように洗い流しましょう。
毛穴汚れが気になる時は、クレンジング前に蒸しタオルで肌を温めると血行が促進されて肌をやわらげ、毛穴も開きやすくなるため毛穴の奥までしっかり洗い上げることができます。
与えるケア

化粧水や美容液、乳液やクリームは、手のひらでやさしく肌に押し込むように、顔の内側から外側へなじませます。量が少なすぎると手指が肌の上ですべりにくく摩擦の要因になってしまうので、メーカーが推奨する使用量を参考に適量を使うようにしましょう。肌が乾燥していると感じた時は、重ね塗りをすると◎
守るケア

日焼け止めを顔に塗る時は、まず両頬・額・鼻・あごの5点に置き、中指と薬指を使って丁寧になじませます。さらに日焼け止めを手のひらにとり、デコルテからあごに向かって首も塗るようにしましょう。首の後ろ・うなじも忘れずに。この流れをもう一度繰り返し、重ね塗りすることで日焼け止めの塗りムラを防ぎます。
ファンデーションを塗る時は、日焼け止めを塗った後に軽くティッシュオフすると不要な油分が抑えられファンデーションのヨレを防ぐことができます。
なりたい肌に合わせたスキンケア方法

理想の肌に近づくには、集中アプローチしてくれる成分が配合されたアイテムを取り入れるのもおすすめです。ここでは、なりたい肌に近づくためのアイテムの選び方やおすすめのスキンケアアイテムをご紹介します。
| つるんとクリアな透明肌を目指す >> うるおい溢れるハリ肌を目指す >> なめらかな毛穴の目立たない肌を目指す >> |
つるんとクリア*1な透明肌*1を目指すなら

ビタミンC誘導体やアルブチンが有効成分として配合された美白*2ケアのできるアイテムや、クレイ配合の角質ケアができるアイテムを取り入れると良いでしょう。不要な角質を取り除き、十分にうるおいを与えることで、肌の明るさ*1を引き出し、くすみのない透き通るような肌に近づくことができます。
また、紫外線を過度に浴びるとメラニンを生成し、シミやそばかすとして肌に現れます。紫外線は透明肌の大敵なので、日焼け対策も徹底しましょう。日焼け止め特有の使用感が苦手という方には、乳液と一体化した「日焼け止め乳液」がみずみずしくスキンケア感覚で使えるのでおすすめです。
*1 汚れ除去とうるおいによる
*2 メラニンの生成を抑え、シミ、そばかすを防ぐ
| クレンジングバーム / くすみケア*1 |
|
DUO(デュオ) |
| 泡状先行型美容液 |
DUO |
| 日焼け止め美容乳液 |
DUO |
うるおい溢れるハリ肌を目指すなら

セラミド、ヒアルロン酸、スクワラン、コラーゲンなどの保湿成分をたっぷり含むアイテムを取り入れ、保湿ケアを強化し、うるおいが巡る*ハリのある肌へと導きましょう。日常生活の中でも加湿器の活用やこまめな水分補給を意識的に行うと効果的でしょう。
* 角質層まで
| クレンジングバーム / 乾燥小じわ*1・ハリケア |
DUO |
| 泡タイプ洗顔料 |
DUO |
| 夜用美容乳液 |
DUO |
なめらかな毛穴の目立たない*1肌を目指すなら

つるっとなめらかな毛穴の気にならない肌を目指す時には、レチノールやペプチド入りのアイテムを取り入れても良いでしょう。レチノールとは、ビタミンA誘導体の一種。ターンオーバーを促して古い角質やメラニンの排出を促進し、肌をやわらげ、毛穴に汚れを溜め込まない肌に整えます。また、ペプチドは肌のハリを司るコラーゲンやエラスチンの生成を促し、毛穴の目立たない*2キメの整った肌へと導きます。油っこく栄養バランスの悪い食事は皮脂量を増やす原因になるので、食生活にも気をつけましょう。
*1 汚れ除去とうるおいによる
*2 うるおいによる
| クレンジングバーム / 黒ずみ毛穴ケア |
DUO |
| マルチケア美容液 |
DUO |
| ビタミン化粧水 |
DUO |
健やかな日常生活で内側からも美しく

美しい肌を育むためには、外側からのスキンケアだけでなく、内側からのケアも欠かせません。体の内面にしっかりとアプローチすることが、理想の肌づくりへと繋がります。
食生活
栄養バランスの良い食事を基本に、肌のターンオーバーに欠かせない栄養素を積極的に摂りましょう。ビタミンCは熱に弱く水に溶けやすいため、調理の際は電子レンジなどを活用して加熱時間を最小限に抑えるよう調理を工夫しましょう。
| 肌のターンオーバーに欠かせない栄養素 | 栄養素が含まれた食材 |
| たんぱく質 | 牛モモ肉、豚ロース、木綿豆腐、きな粉 |
| ビタミン(特にA・C・E) | ほうれん草、ブロッコリー、かぼちゃ、ドライマンゴー |
| ミネラル(亜鉛・鉄分) | 牡蠣、レバー、カタクチイワシ |
| 必須脂肪酸(オメガ6・オメガ3) | ぶどう油、えごま油、くるみ |
| 食物繊維 | 玄米、ごぼう、切り干し大根、ブロッコリー |
質の良い睡眠
日中に太陽の光を浴びて体内時計を整え、夜はブルーライトを避けて暗い環境で眠るようにしましょう。また、毎日同じ時間に就寝・起床する、寝る前のカフェイン・アルコールを控える、快適な寝具と寝室の温度・湿度を整える、そして夕食を就寝3時間前までに済ませるといった生活習慣も効果的です。
適度な運動
日々の運動量について厚生労働省の発表では、20~64歳の成人は8,000歩、65歳以上は6,000歩が目標として設定されています。適度な運動は血行を促進し、肌細胞に酸素や栄養を届けてターンオーバーの正常化を促します。さらに発汗による老廃物の排出・ホルモンバランスの調整・ストレス軽減など、多角的なアプローチが叶います。
出典:厚生労働省「健康日本21(第三次)における身体活動・運動の目標」
ストレス管理
ストレスを感じるとホルモンバランスが崩れて、肌のバリア機能が低下します。また、皮脂分泌も過剰になることからニキビや乾燥、肌あれなどさまざまな肌トラブル*を引き起こしやすくなります。規則正しい日常生活を送り、趣味・運動・休息など、リラックスする時間を上手に取り入れてストレスマネジメントを行いましょう。
* 肌あれや乾燥
紫外線対策
紫外線は季節や天候を問わず降り注いでおり、曇りの日や雨の日でも肌にダメージを与えます。特に、UV-A波(紫外線A波)は窓ガラスを透過して室内に届き、シミやシワの原因になるため、室内で過ごす日でも対策は必要です。日傘や帽子などUVカットアイテムも活用して大切な肌を守りましょう。
健やかな肌が毎日を輝かせる

自分自身が「良い感じ」と思えるベストな肌は、気持ちまで明るく前向きにしてくれるはずです。どんな時も自分らしく健やかな気分でいられるように、毎日のスキンケアも楽しみながら続けていきたいですね。
| ▽関連記事 |
(編集 / プレミアアンチエイジング編集部 あだち)











