白髪染めを取り入れるタイミングは?市販のヘアカラーで理想の髪色へ

目次
年齢を重ねるにつれて気になり始める白髪。「白髪染めを試してみようかな」と、市販の白髪染めが気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回は、白髪染めの基本知識から、白髪染め初心者の方にもおすすめなアイテムをご紹介します。
白髪染めとは
白髪染めとは、白髪を目立たなくするために髪を染めるカラーリング剤のことを指します。
白髪は、髪の色を決めるメラニン色素が減少することで発生します。白髪染めは、髪の内部まで染料を浸透させてメラニンの代わりに色素を入れたり、髪表面をカラー剤でコーティングすることで全体の髪色を均一に整えます。白髪をカバーすることを目的としているため、色素が抜けている白髪にしっかりと色が入るように作られています。
白髪染めを始めるタイミングとは
定期的に美容室でおしゃれ染めをしている方は美容師さんに気軽に相談することもできますが、セルフカラーを楽しんでいる方や、自然の黒髪を好んでいた方は、どんなきっかけで白髪染めを取り入れたら良いのか迷う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
「白髪染めをいつから使うべき?」という問いに、明確な正解はありません。白髪が増え始めるタイミングや気になる具合は個人差があります。多くの方は「白髪が目立ち、気になり始めた時」が、白髪染めを始める目安になっているようです。
☑ 顔まわりや分け目に白髪が目立つようになった時 ☑ 鏡を見るたびに気になってきた時 ☑ 他の人の白髪を見て、自分の白髪が気になった時 ☑ 白髪を人に指摘された時 |
このように「自分が気になるかどうか」が大きなポイントです。ここからは、白髪染めについて徹底的に解説し、おすすめの市販商品もご紹介します。
白髪染めとおしゃれ染めの違い
黒髪を染める時の「おしゃれ染め」もヘアカラー剤ですが、「おしゃれ染め」と「白髪染め」ではどのような違いがあるのでしょうか。3つの項目別にそれぞれの特徴をご説明します。
おしゃれ染め | 白髪染め |
白髪のカバー力 | |
白髪を隠す目的ではないので、白髪は染まりにくい。 | 白髪が染まる。 |
明るさ・色味の選択肢 | |
明るいカラーや透明感のある色味など種類が豊富で、幅広いバリエーションが楽しめる。 | カラーバリエーションはあるが、おしゃれ染めに比べると色味はやや限られる。 |
仕上がり | |
髪全体のトーンを変え、デザインや雰囲気を大きく変えることができる。 | 白髪を自然にカバーしつつ、全体的に落ち着いた印象に仕上げる。 |
いずれも髪を染めますが、おしゃれ染めでは白髪が染まりにくいため、白髪が気になる方には白髪染めの使用がおすすめです。
白髪染めの種類と特徴
続いて、白髪染めの種類と特徴を解説します。白髪染めは、大きく「永久染毛剤」、「半永久染毛料」、「一時染毛料」の3つに分けることができます。
永久染毛剤
一般的に「酸化染毛剤」と呼ばれるものが多く、髪の内側まで染料を浸透させ、空気中の酸素と化学反応を起こすことで発色します。泡タイプの1剤式染毛剤はこの方法で発色させており、脱色剤フリーです。
2剤式染毛剤は、酸化染料と酸化剤の2種類を混ぜて化学反応を起こします。脱色剤を含み、白髪以外の髪も脱色してから染めるため、白髪部分との差が出にくくなじみやすいのが特徴です。
いずれも発色が良いため、白髪をしっかりとカバーすることができます。元の髪色よりも白髪染めのカラーが暗い場合、全体的に落ち着いたカラーの仕上がりになります。シャンプーをしても色落ちしにくく、時間と共に徐々に褪色していきます。
種類:1剤式染毛剤、2剤式染毛剤など
半永久染毛料
髪表面のキューティクルに染料を吸着・浸透させ、使うたび徐々に白髪を染めます。色持ちは約2〜3週間程度。使用をやめるとシャンプーで徐々に色落ちしますが、髪へのダメージは抑えることができます。
種類:ヘアマニキュア、酸性カラー、カラートリートメント、カラーリンスなど
一時染毛料
髪表面に着色剤を付着させたり、染料を吸着させることで白髪をカバーするタイプです。シャンプーで簡単に洗い流すことができ、一時的に白髪を染めることができます。朝の外出前にサッと使用できて便利です。
種類:ヘアマスカラ、カラースプレー、ヘアファンデーション
自宅でもブラシで簡単白髪染め
気になる白髪のケアに、市販の白髪染めでセルフ染めにチャレンジしてみませんか?実はセルフの白髪染めにはメリットがたくさんあります。多忙な方でも自分のペースで白髪染めができます。また一般的な美容院のヘアカラーの施術では、1回あたり2〜3時間かかる傾向にありますが、自宅染めならば比較的短時間で染められる点も魅力です。そして経済的にもリーズナブルに染められることも嬉しいメリットです。
おすすめはclayence(クレイエンス)のカラーケアシリーズ。カラー中のニオイも気になりにくく「美しい髪」と「健やかな地肌」に整える、クレイスパ発想のヘアケアブランドです。「クレイスパ クイックカラー」は白髪染めにかかる時間が1回最短5分※。こだわりのブラシ設計で染料が泡で出てきて、髪をブラッシングするようにとかすだけでムラなくきれいにしっかり染めることができます。脱色剤フリーで艶のある美しい髪に仕上がります。
※ 約5分〜15分。個人差があります。
1回で白髪がしっかり染まる! clayence たった一度で、白髪がしっかり染まる泡状白髪カラー。ミネラルを豊富に含む天然由来のクレイ*1と、髪を保護する黒艶ケア成分*2を配合しているため、白髪を染めながら髪の美しさも育むことができます。こだわり設計のブラシで、生え際から毛先までムラなく染めることが可能。残った分は髪が少し伸びてきた時のリタッチにもご使用いただけます。自宅でいつでもサロンレベルの仕上がりがお楽しみいただけます。 *1 カオリン(保湿成分) |
【最新】clayence クレイスパ クイックカラー人気カラーランキング
クイックカラーは理想の色に合わせて選べる3色展開。ブラウンを基調とした肌なじみの良いカラーで、自然でおしゃれな雰囲気を演出することができます。
1位:ダークモカ
スタンダードな深いブラウン
髪色: ブラウン~ダークブラウン
2位:アーモンドキャラメル
暖色ベースの明るいブラウン
髪色: ブラウン
3位:シアーアッシュ
透明感と黒さを感じるブラウン
髪色: ダークブラウン~ブラック
※ランキングは2024/6/1〜2025/5/31までの出荷個数から算出。
※色合いの目安です。仕上がりには個人差がございます。また、元の髪色より明るく染めることはできません。
次の美容院予約まで時間があるけど白髪が気になり始めた!そんな時に取り入れたいケア
すでに美容室で白髪染めをしている方の中には、次の予約日までの間に白髪が気になり始めてしまう方もいるのではないでしょうか。そんな時は使うたび、徐々に白髪が染まるカラートリートメントがおすすめです。
※髪の染まり具合に影響を及ぼす可能性があるため、カラートリートメントの使用は美容院で髪を染める1~2週間前までに留めてください。
使うたび、徐々に白髪をカバー。 clayence クレイの力とサイエンスを融合した、カラートリートメント。ジアミン系染料フリーの処方で髪を労わりながらやさしく染め上げ、使うたびハリコシのある艶髪へ導きます。2つの色素成分と、黄ばみを抑える*1 “ ヘマチン*2 ” を組み合わせた「トリプルカラー処方® ※」で、1回最短5分で透明感のあるキレイな髪色へ。華やかな色味から、落ち着いた仕上がりまで、選べる4種のブラウンのラインナップ。 *1 着色効果による |
カラーをきれいに維持するポイント
せっかく染めた髪色は、できるだけ長く楽しみたいものですよね。 毎日のちょっとした工夫で、カラーの色持ちをグッと良くすることができます。
カラーを維持するヘアマスクを使う
カラーを維持してくれるヘアマスクは、白髪染めの色落ちを防ぎます。特にカラー後の髪はダメージを受けて乾燥しやすいため、集中的なダメージケアができるヘアマスクの使用が効果的です。週に1~2回、ヘアマスクで集中ケアをすることで、ダメージを補修しながら染めたてのカラーを持続してくれます。
艶めく透明感を与えながらヘアカラーをキープ clayence ミネラルや美髪成分を豊富に含む、紫色のリペアクレイEX*1を配合。毛先までピタッと密着してハイダメージの髪の毛を包み込み、うるおいを与えます。また傷んだ髪の内部にあるタンパク質のバランスを整える*2ことで “ 大人のうねり髪 ” を抑制。髪への着色効果がある「黒髪プラス®成分 ※*3」が白髪をケアし、健やかで美しい髪へと整えます。 *1 カオリン(毛髪補修成分) |
濡れたまま髪を放置しない
髪の毛は濡れると膨張してキューティクルが開き、髪内部の水分や栄養分が流出しやすくなります。そのため、お風呂上がりはできるだけ早く髪を乾かすことが大切です。
【 正しい髪の乾かし方 】 ✓ POINT |
セルフ染めをする時の注意点
セルフ染めをする際は、事前の準備が大切です。今回ご紹介する3点を押さえておきましょう。
パッチテストは必ず行う
永久染毛剤を使用する場合にはヘアカラーによるかぶれの症状が起きないか、毎回必ず染毛の2日前(48時間前)までに皮膚アレルギー試験(パッチテスト)を実施してから白髪染めを行うようにしましょう。パッチテストの手順は、ご購入された商品の説明書でご確認ください。
準備を事前に整えておく
白髪染めを始めてから「あれがない!」という事態にならないよう、必要な道具はしっかりと揃えてから作業を始めましょう。今回は永久染毛剤を使用する場合の準備ポイントをご紹介します。
【 事前準備チェックリスト 】 ✓ POINT |
顔周りはクリームでしっかり保護
白髪を染める前に油性のクリームを生え際・耳の後ろ・えり足などに塗って肌を保護しましょう。カラー剤が顔まわりに付いてしまっても落としやすくなります。
自宅ケアで理想の髪色へ
髪は見た目の印象を大きく変えます。もし少しでも白髪が気になり始めているのなら、手軽に素早く仕上げられる白髪染めで、おしゃれな髪色を楽しんでみましょう。
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(著者 / 田中直美(タナカナオミ))
(編集 / プレミアアンチエイジング編集部 あだち)