夜の洗顔は帰宅後すぐ?バスタイム?寝る前?ベストタイミングと正しい方法を解説
目次
夜の洗顔は、ただ汚れを落とすだけでなく、翌朝の肌のコンディションに大きく影響します。しかし「帰宅後すぐやバスタイム、寝る前…いつ洗顔するのがいいの?」と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
本記事では、夜の洗顔におすすめのタイミングや正しい洗顔方法、洗顔後のスキンケアの流れをわかりやすく解説します。夜の洗顔を見直して、翌朝の肌をもっと心地良く整えるためのヒントにしてください。
夜の洗顔は寝る前より帰宅後すぐやバスタイムがおすすめ

夜の洗顔は寝る前よりも、帰宅後すぐやバスタイムに行うのがおすすめです。
クレンジングは、メイクが不要になった時点で、できるだけ早めに行うことが理想です。そのため、帰宅後すぐにクレンジングと同時に洗顔を行うことでW洗顔による肌への負担を抑えることができます。
また、入浴中の洗顔もおすすめです。浴室の蒸気によって自然に毛穴が開き、肌に溜まった皮脂や汚れを落としやすい状態になるからです。そのため、シャンプーや体を洗った後に洗顔を取り入れると、毛穴の汚れを効率よく取り除くことができ、清潔な肌を保ちやすくなるのです。
夜の洗顔のタイミング別ポイント

夜の洗顔は、洗顔するタイミングによって肌への効果や注意点が変わります。
ここでは、帰宅後すぐとバスタイムの2つのタイミングに分けて、それぞれのメリットと注意点をご紹介します。
帰宅後すぐに洗顔する場合:クレンジング+洗顔+軽く保湿
汗をたくさんかいた日や入浴が遅くなりそうな日は、帰宅後すぐにクレンジングと洗顔を行うことがおすすめです。
また、洗顔後の保湿も必ずセットで行うことが大切です。メイクや皮脂を落とした肌は一時的にデリケートな状態になっているため、入浴後にスキンケアをするからと保湿をせずに放置すると、肌あれや乾燥の原因に繋がります。クレンジング後は、化粧水+乳液で軽く保湿してから入浴まで過ごしましょう。
バスタイムに洗顔する場合:最後にクレンジング+洗顔
バスタイムの最後に行うことも効果的です。入浴で体が温まり、浴室の蒸気によって毛穴が開くため、皮脂や古い角質を落としやすい状態だからです。
シャンプーの後に体を洗い、湯船で温まったら、最後にクレンジングと洗顔を行う流れが良いでしょう。先に洗顔をすると入浴中に肌が乾燥しやすくなったり、シャンプーやボディソープが顔に付着して肌あれの原因になる恐れがあります。なお、クレンジング製品は濡れた手肌ではなく、乾いた状態で使用した方が効果を発揮できるものが多いです。クレンジング前には、手や顔の水分をタオルで拭き取るのがおすすめです。
お風呂の最後に洗顔を行うのが、清潔さと肌へのやさしさを両立させるポイントです。
夜の正しい洗顔方法とポイント

夜の洗顔は、タイミングだけではなく正しい手順を守ることも大切です。
W洗顔が必要なクレンジング料の場合、基本は『クレンジング → すすぎ → 洗顔料 → すすぎ』の4STEPです。それぞれの工程で意識すべきポイントをご紹介します。
1. クレンジング:やさしく短時間で行う
クレンジングは、肌に負担をかけないよう短時間でやさしく行うのが大切です。
メイクを落とそうと強い力で擦ってしまったり、長時間のクレンジングは角質層のうるおいを奪い、肌あれや乾燥の原因になります。そのため、保湿力が高くなるべく摩擦を減らせるテクスチャーを選ぶことがおすすめです。
クレンジングの際は、以下のポイントをおさえましょう。
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やさしく・手早くを意識してクレンジングを行うと、肌負担を抑えながら汚れを落とせます。
また、DUO(デュオ) ザ クレンジングバームシリーズは、W洗顔不要でクレンジング・洗顔の工程をまとめて行うことができるので、W洗顔による肌負担を軽減することができます。まつエクOK*1なのも嬉しいポイント。
クレンジングバームはまつエク中もOK?まつ育でクレンジングにも注力したい理由 >>
今回は乾燥や敏感肌にお悩みの方へおすすめのクレンジングバームを3種ご紹介。
『ザ クレンジングバーム』は、濃いメイクもするんと落としながら、乾燥による小じわケア*2まで叶うアイテムです。クレンジングと同時に肌を労わることができ、毎日のメイク落としを心地良い時間に変えてくれます。
※バスタイムにご使用の際は、顔と手の水気をやさしく拭き取り、乾いた手肌でご使用ください。また、使用後は浴室などの高温多湿を避けて保管ください。
*1 一般的なシアノアクリレート系グルーの場合
*2 乾燥による小じわを目立たなくする(効能評価試験済み)
| クレンジングバーム / 乾燥小じわ*1・ハリケア |
DUO |
敏感肌の方や、季節の変わり目などで肌がゆらぎやすい方は、肌あれ防止効果を持つ薬用有効成分*1配合の『ザ 薬用クレンジングバーム バリア』が肌あれスパイラルに寄り添う低刺激処方*2でおすすめです。
*1 グリチルレチン酸ステアリル
*2 全ての方に皮膚刺激が起こらないということではありません
| クレンジングバーム / うるおい・肌あれケア*1 |
DUO |
『ザ クレンジングバーム クリア』は、5種のひきしめ成分*1と4種のキメ乱れケア成分*2配合で、乾燥による毛穴目立ちやキメの乱れが気になる方におすすめです。
*1 フラーレン(整肌成分)、ベルガモット果実エキス、アーチチョーク葉エキス、ハマメリス葉エキス、ノイバラ果実エキス(保湿成分)
*2 ビフィズス菌培養溶解質、サッカロミセス溶解質エキス、アマチャヅル葉エキス、コルクガシ樹皮エキス(保湿成分)
| クレンジングバーム / 毛穴・キメの乱れケア |
DUO |
肌悩みに合わせた全5種。DUO クレンジングバームシリーズはこちら >>


2. すすぎ:ゴシゴシせずぬるま湯で流す
クレンジング後のすすぎは、ぬるま湯を使ってやさしく丁寧に行うのが大切です。熱すぎるお湯は皮脂を必要以上に落としてしまい乾燥やつっぱりの原因になったり、冷たすぎる水では汚れやクレンジング料を十分に落とすことができません。
ゴシゴシこすらず、ぬるま湯を手にすくって肌にやさしく押し当てるように流しましょう。
クレンジング料が肌に残らないよう、丁寧にすすぐことを意識しましょう。
3.(W洗顔が必要なクレンジング料の場合)洗顔:洗顔料はよく泡立てる
洗顔は、洗顔料をしっかり泡立てて泡を肌の上で転がすようにやさしく行います。W洗顔が必要なクレンジング料を使用する場合は、クレンジングの後に洗顔料を使いましょう。
クレンジングで落としきれない汚れ・皮脂・ホコリなどをオフすることで、肌あれや乾燥を防げます。
なお、W洗顔を推奨しない、クレンジングのみでケアできるタイプや泡立て不要の洗顔料もありますので、お使いのアイテムの使用方法をご確認ください。
正しい洗顔方法は、以下のとおりです。
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洗顔料にはさまざまなタイプがあります。炭酸*泡は濃密な泡でマッサージ感覚で使え、クレイを配合したものは泥の力で皮脂をすっきり吸着できます。酵素を配合したものは、古い角質ケアに役立ちます。
また、自分の肌状態や、洗いあがりの好みに合わせて、成分や「しっとり」「さっぱり」などのタイプから選ぶのもおすすめです。
正しい洗顔のやり方とは?美肌を叶える洗い方や洗顔料の選び方 >>
* 二酸化炭素(噴射剤)
| 炭酸泡洗顔料 / 乾燥小じわ*1・ハリ不足ケア |
DUO |
| 泡立てないクリーム洗顔料 / 角質ケア |
DUO |
| 酵素洗顔パウダー / 毛穴黒ずみ・ザラつきケア |
DUO |
4. すすぎ:生え際まで丁寧に、やさしく洗い流す
洗顔後のすすぎも、STEP2と同様にぬるま湯でやさしく行うのがポイント。洗顔料が肌や毛穴に残らないよう、顔全体を丁寧に洗い流しましょう。
特に生え際・フェイスライン・もみあげまわりは洗顔料が残りやすい部分なので、意識してしっかりすすぐことが大切です。
すすぎが終わったら、清潔なタオルで軽く押さえるように水分を拭き取ると摩擦を防げます。肌をこすらないよう、やさしい動作を意識すると、肌への負担を最小限に抑えられるでしょう。
夜の洗顔後のスキンケアの順番

肌を労わって洗顔した後は、正しい順番でスキンケアを行うことも大切です。
洗顔で角質層の水分が失われたまま放置すると肌あれや乾燥に繋がるため、洗顔後はなるべく時間を置かずに、うるおいを補うスキンケアを行う必要があります。
スキンケアの基本の順番は『(先行美容液)→化粧水 → 美容液 → 乳液・クリーム』です。
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また、美容液はメーカーによって使用順が異なる場合もあるため、使用中のアイテムの推奨する使用方法を確認し、自分の肌に合ったケアの継続がポイントです。
* 乾燥や大気浮遊物質などによる
朝・夜の洗顔に関するよくある質問

ここでは、朝・夜の洗顔についてのよくあるご質問に回答します。
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朝と夜の洗顔の違いは?
朝と夜では洗顔の目的が異なります。それぞれに合った方法で行いましょう。
違いを表にまとめると、以下の通りです。
| シーン | 目的 | 洗顔のベストタイミング |
| 朝 | 睡眠中の汗や皮脂汚れなど老廃物を落とす | 起床後すぐ |
| 夜 | 日中の汗や皮脂、汚れや肌に付着した大気浮遊物を落とす | バスタイムの最後 |
朝は軽めの洗顔で清潔に、夜は丁寧に汚れを落とすことが健やかな肌を保つポイントです。
朝と夜で洗顔料は変えた方がいい?
朝と夜では肌の状態や汚れの種類が異なるため、洗顔料を使い分けるのがおすすめです。
朝は睡眠中に分泌された皮脂や汗が中心のため、乾燥や肌あれが気になる方はマイルドな洗浄力の洗顔料が適しています。
一方、夜は日中に分泌された皮脂や汗に加え、外出時に肌に付着した大気中の汚れも蓄積しているため、洗浄力が高めの洗顔料でしっかり落とす必要があります。クリームタイプや泡タイプなど、洗浄力がありつつ肌負担を抑えられる洗顔料を選びましょう。
朝と夜で洗顔料を変えると、必要なうるおいを守りながら肌を清潔に保ち、コンディションを整えることができます。
夜に洗顔しないで寝たらどうなる?
夜に洗顔をしないで寝てしまうと、肌に大きな負担がかかる可能性があります。
日中の汗や皮脂、ほこり、メイク汚れなどを落とさずに放置すると、肌表面に汚れが残り、酸化して毛穴詰まりや肌あれの原因に繋がります。特に皮脂やメイクは油分を多く含むため、時間が経つと酸化が進みやすくなるので注意が必要です。
夜は1日の汚れを落とすためにも必ず洗顔をして、健やかな肌環境を保ちましょう。
1日のベストな洗顔回数は?
洗顔は朝と夜の1日2回が基本です。過剰に洗顔をしてしまうと、肌を守る皮脂や角質層のうるおい成分まで取り除き、バリア機能の低下に繋がる可能性があります。
特にオイリー肌(脂性肌)の方は、皮脂をしっかり取りたいと考えがちですが、洗いすぎると逆に皮脂が過剰に分泌され、テカリやベタつきが増えることもあります。
そのため、すでに夜の洗顔をしたのに、寝る前にもう一度洗顔をするなど、洗顔を頻繁に行うのはおすすめできません。
また、過度な洗顔は新陳代謝(ターンオーバー)のリズムを乱し、健やかな肌環境を保ちにくくなる要因にもなるので控えましょう。
1日の洗顔は朝と夜の2回を目安に行い、必要以上に洗いすぎないのが美しい肌を守る基本といえるでしょう。
夜の洗顔を見直せば、明日の肌がもっと心地良くなる

夜の洗顔は、その日の汚れや余分な皮脂を落として肌を清潔に整える大切なステップです。
入浴が遅くなる日は、帰宅後すぐにメイクを落として軽く保湿をしておくと肌を労われるでしょう。また、バスタイムでの洗顔なら、毛穴が自然に開き、汚れを効率よく洗い流せます。
夜の洗顔の習慣を見直すだけで、肌はより健やかに整いやすくなり、翌朝には肌の調子*良さを感じられやすくなります。自分の生活リズムにあった洗顔のタイミングや肌状態に合ったアイテムを選び、丁寧な洗顔を続けていきましょう。
* ハリ、ツヤのこと










